日本ショッピングセンター協会/24年上期17SCがオープン、9割が店舗面積1万m2未満

2024年08月08日 16:40 / 店舗

日本ショッピングセンター協会が8月7日発表した出店動向によると、2024年上期(1~6月)にオープンしたショッピングセンター(以下:SC)は17(前年同期は19)で、平均店舗面積は6746m2、平均テナント数は31だった。

店舗面積1万m2未満のSCが約9割。テナントは衣料品が大幅に減り、サービス・体験型のテナントが増え、業種構成が大きく変化している。

また、2024年下期(7~12月)は、18SCがオープン予定。2025年の大阪万博開催を控えた大阪が「KITTE大阪」(大阪市北区)、「アクロスプラザ住之江」(大阪市住之江区)、「グラングリーン大阪ショップ&レストラン」(大阪市北区)、「枚方モール」(大阪府枚方市)と最多の4SC開業する。

<清野智会長>
清野智会長

同日行われた夏季定例記者会見で、清野智会長は「1~6月オープンしたSCは、体験価値を重視した施設が目立った。既存SCは外出需要の回復、インバウンド効果もあり、前年を上回る売上高となっている。協会としては今後ますます厳しくなる人手不足に対し、DXの活用・啓発、カスハラ対策などを進め、会員各社のスタッフ不足改善に貢献したい」と話している。

取材・執筆 鹿野島智子

■日本ショッピングセンター協会の関連記事
日本ショッピングセンター協会/第10回日本SC大賞・第8回地域貢献大賞の募集開始

日本ショッピングセンター協会/小売の店舗面積など「SC取り扱い基準」を改定

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

店舗 最新記事

一覧

新店舗オープンに関する最新ニュース

一覧

商業施設に関する最新ニュース

一覧

日本ショッピングセンター協会に関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧