クスリのアオキHD 決算/6~2月増収増益、調剤併設・生鮮を強化

2025年04月03日 15:49 / 決算

クスリのアオキホールディングスが4月3日に発表した2025年5月期第3四半期決算によると、売上高3718億8300万円(前年同期比13.8%増)、営業利益199億4700万円(48.0%増)、経常利益204億8600万円(46.3%増)、親会社に帰属する当期利益139億3500万円(68.6%増)となった。

クスリのアオキホールディングス

ドラッグストア業界は競争が厳しいが、地域のかかりつけ薬局として調剤併設率の向上を図るとともに、生鮮食品導入による品ぞろえ強化を行い、差別化を図っている。

今期も積極的に既存店の改装を進めており、今期末までに一部小型店を除いて全店に、青果、精肉、総菜の導入が完了する予定だ。

店舗の新設は、ドラッグストアを北信越に6店舗、東北に2店舗、関東に5店舗、東海に4店舗、関西に3店舗、四国に4店舗の合計24店舗となった。

また、ドラッグストア併設調剤薬局を北信越に15薬局、東北に7薬局、関東に22薬局、東海に9薬局、関西に6薬局の合計59薬局を新規に開設している。

2024年8月21日付で、食品スーパーを展開する木村屋(千葉県)の全株式を取得。また、当社子会社であるクスリのアオキが連結子会社である食品スーパーを展開するママイを2024年9月1日付で吸収合併した。

さらに、2024年9月30日付で、食品スーパーを展開するムーミー(香川県)が行う食品スーパー事業を譲り受けた。2024年12月20日付で、食品スーパーを展開するハッピーテラダ(滋賀県)の全株式を取得し、連結子会社にしている。これらに伴いスーパーマーケット20店舗を新規に取得し、17店舗が営業を継続している。

2025年2月末でグループの店舗数は、ドラッグストア960店舗、(うち調剤薬局併設653店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット23店舗の合計989店舗となった。

通期は、売上高4850億円(11.0%増)、営業利益251億700万円(35.2%増)、経常利益256億700万円(27.4%増)、親会社に帰属する当期利益181億700万円(47.1%増)を見込んでいる。

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