イズミ/中計を再度見直し、26年2月期の営業利益を下方修正

2025年04月15日 13:52 / 経営

イズミは4月14日、「第二次中期経営計画(2022年2月期~2026年2月期)」を見直した。

イズミ

2021年4月に中計を公表後、新型コロナウイルス感染症拡大による人流動向への影響の長期化、資源価格の高騰や円安の進行による電力料金、食料品・日用品を中心とした急速な物価上昇などの動向が、想定を大きく上回り変化した。

建設コストも上昇し、当初策定した出店計画の収益性を低下させるなど、前提条件と現状の経営環境との間にギャップが生じているという。

2023年4月に第二次中期経営計画の戦略および計画数値の見直しを行った。

だが、2024年2月にランサムウェア被害が発生。システム復旧後は客数回復を最優先に取り組み、長期化するインフレへの対応が遅れたとしている。

また、2024年8月に西友の九州事業(サニー事業)を承継し、九州におけるドミナンスの一層の強化を図るとともに、収益力の高い「新規SM事業の創造」を目指している。こうした環境下、2026年2月期は中計の最終年度であるとともに、2030年長期ビジョン達成に向けた体制を強化してくことを踏まえ、改めて計画数値の見直しを行った。

2026年2月期は前回修正計画比1億円増の5901億円、営業利益は103億円減の307億円、ROA(総資産経常利益率)は2.4%減の5.3%を見込んでいる。

イズミ/サニーなどスーパー事業改革「新規SM事業商品部」新設

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