クリエイトSD 決算／5月期増収増益、既存店売上・客数が好調
2025年07月14日 15:57 ／ 決算
クリエイトSDホールディングスが7月14日に発表した2025年5月期決算によると、売上高4570億9300万円（前年同期比8.2％増）、営業利益226億2500万円（11.9％増）、経常利益234億1400万円（12.1％増）、親会社に帰属する当期利益156億8500万円（14.6％増）となった。
ドラッグストア事業は、既存店売り上げ・客数は好調に推移している。
ビューティーケア強化業態の「Cremo」の出店再開や医療と連携したクリニックモール併設店舗の開発、既存店舗ではMDの見直し改装や増床改装など、多様なフォーマットによる新規出店に加え、既存店競争力の強化に取り組んだ。
調剤部門は、近隣医療機関との連携強化や各種加算の算定強化に注力。電子処方箋の応需体制整備や調剤室の拡張改装を実施した。処方箋応需枚数および処方箋単価は堅調だという。
店舗面では40店舗を出店。一方でスクラップ＆ビルドにより1店舗、契約期間満了により2店舗、経営効率化の観点から2店舗の計5店舗を閉店した。
調剤薬局は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を36店舗、調剤専門薬局を1店舗の計37店舗を開局している。グループの店舗数はドラッグストア787店舗、食品スーパー1店舗、ドラッグストア複合の生鮮食品専門店5店舗、調剤薬局は調剤専門薬局38店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局417店舗の合計455店舗。
介護事業は、介護付有料老人ホームを2施設、リハビリを専門とする半日型のデイサービスセンター37施設を運営している。
次期は、売上高4915億円（7.5％増）、営業利益241億円（6.5％増）、経常利益249億円（6.3％増）、親会社に帰属する当期利益163億円（3.9％増）を見込んでいる。
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