ウエルシアHD 決算/3~5月増収増益、米関連商品の売上が増加
2025年07月08日 16:34 / 決算
ウエルシアホールディングスが7月8日に発表した2026年2月期第1四半期決算によると、売上高3344億2800万円(前年同期比9.7%増)、営業利益78億1300万円(42.1%増)、経常利益92億1300万円(41.0%増)、親会社に帰属する当期利益61億100万円(116.0%増)となった。
物販部門は、健康増進のために取り扱いを終了したたばこの売り上げは減少したものの、需要の高まりにより米関連商品の売り上げが増加した。
また、プライベートブランド(以下:PB)の拡販、WAON POINTサービスの利用拡大に注力した。
調剤部門は、調剤併設店舗数の増加(5月末現在2272店舗)により処方箋受付枚数が増加している。
さらに、WAON POINTサービスを中心として、ポイントカード・アプリの利用率向上を通じた集客施策強化を図った。同社のポイント会員であるウエルシアメンバーを1400万人まで増やしている。
PBはは引き続き、機能、品質、エコ性能をみがき続けた商品の開発に注力し、「からだWelcia」「くらしWelcia」の拡販に努めた。同ブランドのラインアップは、5月末で434品目となった。
店舗面では、グループ全体で19店舗の出店と27店舗の閉店を実施し、5月末の同社グループの店舗数は3005店舗だった。
なお、ツルハホールディングスとの経営統合により、2025年11月27日で上場廃止となる予定のため、通期予想は公表していない。
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