アクシアルリテイリング 決算/4~9月営業利益1.2%増、コストコントロールを徹底

2025年11月04日 15:32 / 決算

アクシアルリテイリングが11月4日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高1467億1800万円(前年同期比6.5%増)、営業利益58億8600万円(1.2%増)、経常利益60億2600万円(1.5%増)、親会社に帰属する当期利益40億5400万円(1.4%増)となった。

アクシアルリテイリング

売上高並びに売上総利益は、中間連結会計期間として過去最高の実績を達成。諸経費の統制・削減、デジタル化の推進、労働時間管理等、コストコントロールを徹底したことで諸経費の増加も吸収し、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する中間純利益は、いずれも前年同期を上回る実績を確保した。

だが、販売費および一般管理費については、前向きな賃上げ実施と社会保険料の増加により、人件費が増加。燃料価格、物流委託契約料の上昇により減価償却費も増えている。客数については、「原信ナルスアプリ」のリニューアルに伴う機能見直しのため来店特典である「ご来店スタンプ」を廃止したことで、原信とナルスが一時的に下振れする影響を受けたという。

スーパーマーケット事業の経営成績は、売上高1464億8100万円(6.5%増)、営業利益58億3100万円(2.7%増)。

出退店は0。改装については、フレッセイ富塚店(7月、群馬県伊勢崎市、売場面積1962m2)並びに原信美沢店(9月、新潟県長岡市、売場面積2086m2)で実施した。

通期は、売上高2860億円(1.5%増)、営業利益114億円(5.5%減)、経常利益120億円(5.6%減)、親会社に帰属する当期利益82億円(9.0%減)を見込んでいる。

セブン&アイ 決算/3~8月営業収益6.9%減、北米コンビニ事業が苦戦

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

決算 最新記事

一覧

スーパーマーケットに関する最新ニュース

一覧

増収増益に関する最新ニュース

一覧

アクシアルリテイリングに関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧