京急ストア/商業施設向けDXシステム導入、リーシング業務を一元化管理
2025年11月05日 13:25 / IT・システム
カウンターワークスは11月4日、京急ストアに商業施設向けリーシングDXシステム「ショップカウンター エンタープライズ」を導入したと発表した。
スーパーマーケット「京急ストア」や小規模商業施設「ウィングキッチン」の常設区画、情報発信型店舗「スイーツカレンダー」催事スペースの計11店をオンラインで一元管理し、問い合わせから商談、契約、請求までのプロセスをデジタル化する。
これにより業務進捗や書類の状況をリアルタイムに可視化できるようになり、属人化していた運用の標準化を実現するという。
今後は他の京急ストア各店や「もとまちユニオン」「業務スーパー」などへも順次対象を拡大していく予定。
また、既存テナントの再契約管理にも同システムを活用し、契約更新や条件交渉の進捗を可視化・共有することで、常設区画の管理効率を高める方針。
京急ストアでリーシング業務を担うテナント運営部にはこれまで、専用の基幹システムがなく、商談進捗の管理はメールベース、契約情報はExcelで個別管理されるなど、情報が分散しやすい環境にあった。担当者間での引き継ぎや承認に時間がかかり、出店希望者とのやり取りも属人的で、日々のオペレーションに大きな負荷がかかっていたという。
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