ニトリHD/3~11月は売上高13.2%増、営業利益28.3%増の702億円
2016年12月22日 20:00 / 決算
ニトリホールディングスが12月22日に発表した2017年2月期第3四半期決算は、売上高3790億1600万円(前年同期比13.2%増)、営業利益702億600万円(28.3%増)、経常利益711億7500万円(26.1%増)、当期利益475億9500万円(35.7%増)となった。
寝具・寝装品等の季節商品を中心にカーテン、クッション、キッチン・ダイニング用品等のホームファッション商品が売上を牽引したことや、新規出店を加速させた都市型店舗が新たな客層の拡大に寄与したことなどから増収増益となった。
新たな商品戦略として価格帯別のブランドを構築し、生活に必要なグッズを低価格で気軽に楽しくそろえられるプライス・ブランド「DAY Value」の展開を、カーテンや寝装カバーリングなどで開始し、販売が好調に推移した。
髙島屋港南台店や中目黒店、デコホーム渋谷東急東横店、上野マルイ店など、都心部や百貨店への出店を継続し、関東地区で17店(出店19店、閉店2店)、近畿地区で9店、その他日本国内で9店、計35店増加し国内の店舗数は418店となった。
中国で上海七宝万科広場店と南京21世紀太陽城店を出店し10店に到達したほか、台湾に2店を出店した。海外の店舗数は台湾26店、米国5店、中国10店と合わせて41店となり、期末の国内・海外の合計店舗数は459店となった。
通期は、売上高5000億円、営業利益790億円、経常利益800億円、当期利益514億円の見通し。
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