松坂屋上野店本館/3分の1ルールの認知度向上で、食品ロスを削減
2017年05月29日 15:18 / 経営
松坂屋上野店は5月30日~6月7日、本館6階催事場で、「食品もったいないセール」を実施する。
2010年から続く名物催事で、今回初めて「食品ロス」に関する意識調査を実施した。
食品ロスについては一定の認知度があるのに比べ、食品ロスの一因とされている「3分の1ルール」の認知度が低いことが分かりました。
今回、会場で意識調査の結果と、3分の1ルールの概要を掲示し、来場者の皆様に食品ロスについての知識を深めるきっかけ作りをする。
加工食品には「3分の1ルール」という商慣習がある。例えば、賞味期限が6か月間とすると、2か月目までに小売店に納品、4か月目までに消費者に販売する、というルール。
昨今見直しの方向にはあるものの、賞味期限前に廃棄されてしまう食品を生み出す一因とされている。
食品もったいないセールでは、賞味期限間近だけど、まだまだ美味しく食べられる商品を今回多数取りそろえた。会場には理由あり食品のほか、食品特価品など合計約3500種類、18万点を集めた。
まだ食べられるのに、売れ残りや期限切れ、食べ残しなどで捨てられてしまう「食品ロス」。日本の食品ロスは年間約632万トンにも上るといわれ社会問題となっている。
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