ライトオン/9~5月は売上高7.6%減、営業損失6億円
2017年06月27日 11:50 / 決算
ライトオンが6月27日に発表した2017年8月期第3四半期決算は、売上高620億4900万円(前年同期比7.6%減)、営業損失6億3500万円(前期は45億2900万円の営業利益)、経常損失6億5700万円(44億8700万円の経常利益)、当期損失9億5700万円(25億4300万円の当期利益)となった。
販売促進面では、TVCMや他業種との継続的なコラボレーション、アーティストやタレントを使ったイメージヴィジュアルなどのプロモーションによって来店客数の向上に努めた。
コミュニケーションアプリLINEや、その他各種SNSを活用し、ターゲット別販促や地域別、個店別の販促を行った。インストアプロモーションの強化を行い、店内イメージの強化、統一を図り、ブランディングに努めた。
新業態ノーティードッグ24店や旗艦店として位置付けるHARAJUKU TOKYO店(東京都渋谷区)を含む44店を出店するとともに、期中の業態廃止が決定しているフラッシュリポートとチャイム両業態の20店を含む31店を閉鎖し、期末店舗数は527店となった。
既存店では、上野店(東京都台東区)や池袋店(東京都豊島区)、イオンモールKYOTO店(京都府京都市南区)の大規模リニューアルなど活性化を積極的に図った。
「MD検証の強化による商品の差別化、あるべき商品の品そろえの実現」、「品質のさらなる向上、QRの仕組みづくりなどサプライチェーンの強化」、「ナショナルブランドの強化(デニムブランドをはじめとした圧倒的な品そろえ)」といった「商品力の強化」を軸に各施策に取り組んだ。
上半期は、前年からの持ち越し商品の消化が進まなかったこと、前年の売れ筋商品を踏襲した商品群が多くなったことで、売場が新鮮味に欠け、集客が大きく落ち込んだ。
第3四半期後半は、ビッグシルエットのトップスなどのトレンド商品が一定の成果をあげたものの、持ち越し商品などの販売に関しては鈍く、売場の鮮度回復、集客の改善とならず引き続き課題が残った。
通期は、売上高810億円、営業損失20億円、経常損失21億円、当期損失34億円の見通し。
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