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ユニクロ/インド初出店、年内さらに2店オープン

2019年10月04日 11:20 / 海外

ユニクロは10月4日、インド初の店舗「ユニクロ アンビエンスモール・バサントクンジ店」をニューデリーにオープンした。

<ユニクロ アンビエンスモール・バサントクンジ店>
ユニクロ アンビエンスモール・バサントクンジ店

急成長を遂げる巨大なインド市場で、ユニクロの高品質・高機能、進化を続ける LifeWearを通してこれまでにない新しい買い物体験を提供していく。

ファーストリテイリングの柳井正・代表取締役会長兼社長は、「ファーストリテイリングは、インドでの出店を長い間心待ちにしていました。昨年末、ユニクロインドにおいて人材採用をスタートし、インドの若い人たちの並外れた才能、野心、そして勤勉さに大変感銘を受けました」。

「ユニクロでは、インド1号店のオープンを機に、インド特有の文化と伝統を取り入れたより革新的な商品をお客様に提供してまいります。そして今後、インドの経済発展に貢献していきたいと考えています」とコメントした。

3フロアからなるインド1号店の売場面積は約3305m2。外観は、1階から3階にわたってガラス張りで、この店舗を象徴するデザインとなっている。

デリーを拠点とするデザイナーのリナ・シン氏とのインド初となるコラボレーション、「クルタ・コレクション」、イネス・ド・ラ・フレサンジュ氏やHANA TAJIMA氏とのコラボレーション、クリストフ・ルメール氏率いるユニクロパリR&Dセンターによる「Uniqlo U」のコレクションといったスペシャルコラボレーションラインが3フロアを通して展開する。

また、T シャツをアートのキャンバスに見立て、着る人の個性を表現した「UT」の専用コーナーも設けた。「UTme! 」のコーナーでは、ユニクロのグローバルブランドアンバサダー、ロジャー・フェデラー氏にちなんだデザイン、ユニクロのオリジナルスタンプなど好みに合わせて T シャツをカスタマイズすることができる。

店内は、日本とインドの文化に象徴される美を融合した自然の素材を使用。落ち着きのある雰囲気が漂う一角、ステンレスで囲まれた現代的なUT(グラフィックTシャツ)の専用コーナーなど、フロアごとに個性的な空間を演出した。

また、店舗には、インドを拠点に活躍するアーティストたちの作品が散りばめた。3フロアにわたるモール内の外壁には、イラストレーターのDattarai M. Naik氏が手がけた首都デリーの日常風景が映し出されている。店舗内にはアーティストの Johnson Kshetri氏がユニクロのラムウールを使って地元の刺繍職人たちと製作した色鮮やかなインスタレーションを展示。これらのアート作品は、インドの新進気鋭のアーティスト、Hanif Kureshi氏の監修のもと、制作された。

さらに、ユニクロのシンプル、かつ高品質、快適な日常着をデリーのあらゆる人たちに体感してもらうために、「Together in LifeWear」をコンセプトにしたキャンペーンを展開。このほか、地元の穴場スポットを紹介する「ユニクロ アンビエンスモール・グッド・ネイバーフッド・ガイド」のコーナーも開設した。

ユニクロインドは、ニューデリーでDLFアベニュー・サケット、DLFサイバー・ハブに2店舗を年内にオープンする予定となっている。

■ユニクロ・インドのホームページ
http://www.uniqlo.com/in/

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