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三井不動産/台湾で「(仮称)ららぽーと台中」着工

2020年06月25日 14:10 / 海外

三井不動産は6月24日、台湾第二の都市、台中市初進出となるリージョナル型ショッピングセンター「(仮称)三井ショッピングパークららぽーと台中」に着工したと発表した。

<外観イメージ>
外観イメージ

2019年3月に開発を決定したプロジェクトで、開業は2022年秋を予定している。施工は日本の大手建設会社である大成建設となる。

計画地は在来線台湾鉄道「台中」駅から徒歩約6分の市街地エリアに位置し、5㎞圏内に約100万人、自動車で30分圏内には約220万人が居住する肥沃な商圏人口を有している。

施設は2つの敷地からなり、北側に隣接する湧泉公園の緑をイメージしたC棟と東側に隣接する建國市場のレンガをイメージしたE棟、その2棟を2層の連絡ブリッジで接続し、お客が回遊しやすい低層のモール構成とした。

<モール内部イメージ>
モール内部イメージ

施設は「for the Vivid Colors of Life」をコンセプトとし、街と生活に彩りを添える新たなライフスタイルを提案する。店舗数は約270店を予定する。

台湾内外のファッションブランド、日系含む台中未進出店やご当地グルメなどで構成する2つのフードコートを含む飲食店、スーパーマーケットなどデイリー性の高い店舗などで構成する。サービスやエンタ―テイメント機能を充実させることで、台中の消費者ニーズに総合的に応える時間消費型商業施設を実現する。

<施設全景>
施設全景

三井不動産は、今回着工する「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台中」のほか、台北市東部の新都心南港(なんこう)区において、2022年に開業予定の「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港」を開発している。

開業済の三井アウトレットパーク 台湾林口・台中港、開発中の「(仮称)三井アウトレットパーク 台南」を含めると、台湾5施設目の商業施設となる。

今後も台北市、台中市を軸として、台湾におけるさらなる「ららぽーと」事業の拡大を目指す。

■物件概要
所在地:台湾台中市東区泉源段
交通アクセス:台鉄(在来線)「台中」駅徒歩6分
事業形態:リージョナル型ショッピングセンター
敷地面積:約4万3000m2(C 街区+E 街区)
延床面積:約19万7000m2 (C 街区+E 街区) ※立体駐車場面積含む
店舗面積:約6万8000m2 (C 街区+E 街区)
店舗数:約270店
設計会社:大壯聯合建築師事務所
環境デザイン 外装・ランドスケープ:石本建築事務所・Buchan・FORMium LANDSCAPE ARCHITECTS
内装:ランドアートラボ
施工会社:大成建設
着工:2020年6月24日
竣工・開業:2022年秋(予定)

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