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イオンモール/ベトナム・ハノイに「オフィス複合型商業施設」

2020年07月07日 15:10 / 海外

イオンモールは、ベトナムのハノイ市Hoang Mai(ホアンマイ)区に2022年度下期の開業を目指し、ベトナム7号店となる「イオンモールHoang Mai(ホアンマイ)」の出店を決定したと発表した。

<イオンモール ホアンマイ>
イオンモール ホアンマイ

計画地であるハノイ市ホアンマイ区は、ハノイ市中心部から南へ約6㎞に位置し、ハノイ中心部への入り口として国道1号線が縦断。鉄道駅、郊外都市へ向かうバスターミナル、タクシー乗降場などを集約した交通ターミナルを有するなど、アクセス環境に優れた立地となっている。

将来は、地下鉄メトロ1号線も計画されるなど駅前周辺開発が急速に進むエリアだという。

同社は、中心市街地近接という好立地において、都市における幅広いニーズに対応し、顧客に新たな体験や感動を与えられる商業環境を創出。地域とともに成長するモールを目指し、ハノイ市中心部において社会問題となっている駐車場不足に対応し、駐車場を約3000台併設するなど、地域密着型のソリューションを提供していく。

さらに、上層階にはオフィスを設けた新フォーマット「オフィス複合型商業施設」を構築。オフィスワーカーへ駐車場を提供、入居する企業、オフィスワーカーにとって快適性、利便性の高いオフィス環境を提案する。

同モールは、ベトナム国内における環境意識の高まりを考慮し、ベトナムのイオングループ初の試みとして、LOTUS(ベトナムグリーンビルディング協会が所管する建物の環境性能評価システム)などの環境基準認定において、Goldランク以上の認証を取得予定。「持続的に発展する」「誰もが訪れたくなる」自然環境と共生したコミュニティモールを目指す。

ベトナムは、今後数年内には人口1億人を超え、且つ平均年齢も約32歳と若く有望な成長マーケット。同社ではこのベトナムをアセアン事業の最重点エリアと位置づけ、ドミナントの早期形成に向け、出店ペースを加速していく。

同モールは、2020年6月27日開催のハノイ投資カンファレンスにおいてベトナムのNguyen Xuan Phuc首相はじめベトナム政府高官立会いのもと、ハノイ市より「当該モールにおける計画推進の承認」が発行されたプロジェクトとなる。

■イオンモールHoang Mai(ホアンマイ)
所在地:ベトナム社会主義共和国ハノイ市 Hoang Mai区 Dai Kim(Giap Bat駅隣接)
敷地面積:約6万m2
延床面積:約23万4000m2(地下駐車場を含む)
総賃貸面積:約8万4000m2(オフィス含む)
建物構造:鉄筋コンクリート造、地下1階、地上10階
駐車台数:約3000台(車換算)
核店舗:イオン(総合スーパー)
専門店数:約200店舗予定
開店予定:2022年度下期

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