三井不動産／「ららぽーと上海金橋」4月28日開業、体験軸に180店

2021年03月31日 13:00 ／海外

三井不動産は4月28日、中国・上海においてリージョナル型ショッピングセンター「三井ショッピングパークららぽーと上海金橋」をオープンする。

＜ららぽーと上海金橋＞

海外で初めてとなる「ららぽーと」で、2021年秋までに約180店舗が順次出店する。

＜海外で初めてとなる「ららぽーと」＞

中国・上海では EC を中心とした消費スタイルが形成されており、消費者はリアル施設に対して商品を購入するだけではない消費活動に期待や注目を寄せている。「ららぽーと上海金橋」ではそういった消費者ニーズに応えるため、「体験」を軸とした時間消費型コンテンツが豊富にそろう。

また、海外では初となる実物大ガンダム立像「実物大フリーダムガンダム立像」を展示。劇中と同スケールの頭頂高18.03mの実物大フリーダムガンダム立像は、実物大ガンダム立像の中で初めて背中に大きな羽根を有し、ドラマチックで迫力あるシルエットとなっている。その羽根の先端には、新たな設定である着地用のランディング・ギアを装備。アニメ本編では描かれることのなかったフリーダムガンダムの機能を確認することができるという。

中国最大級のガンダム拠点となる同施設では、館内各所で様々なガンダム関連イベントを開催予定だ。

同施設が位置する中国（上海）自由貿易試験区金橋エリアは、上海市の中でも急速な発展を続ける上海東部の浦東エリアに位置している。上海を代表する浦東新区の副都心となっており、経済特区として金融、IT、電子、化学などの各種産業の発展が進んでいる。施設から5km圏内に約85万人が居住しており既に一定以上の市場規模が形成されているだけではなく、今後もさらに開発が進行する成長性の高いマーケット。外資系企業も数多く進出しており、高級住宅や別荘が多く立ち並ぶ、インターナショナルなイメージが定着しているエリアでもあるという。

テナントは、中国初出店や上海初出店の店舗を含め、日本のデベロッパーならではのラインナップをそろえた。

中国初のテレビのバラエティ番組に参加しているような体験ができるバラエティスポーツ施設「BANDAI NAMCO VS PARK」、本田圭佑プロデュースのサッカースクール＆フットサルコート「SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL＆ソルティーロフィールド上海」、ペットショップ「Coo＆RIKU」が出店する。

＜日本食レストランゾーン＞

また、上海でも人気の日本食レストラン13店が集積したゾーンを設置。「宮武讃岐うどん」、札幌発の「麺や白」、「ラーメン凪納吉拉面」がそろう。

＜日本のデパ地下をイメージした軽飲食・食物販ゾーン＞

日本のデパ地下をイメージした軽飲食・食物販ゾーン「LaLa Marche」、中国各地のグルメなど10店舗が出店するフードコート（約600席）も登場する。

＜フードコート＞

さらに国内外で人気のユニクロ、ニトリ、ドンク、CoCo壱番屋、大戸屋、JINSなどもオープンする。

■三井ショッピングパークららぽーと上海金橋
所在地：上海市浦東新区新金橋路738号
交通アクセス：地下鉄9号線「台児庄路」駅徒歩約7分
事業形態：リージョナル型ショッピングセンター
敷地面積：約4万3000m2
延床面積：約14万6000m2（うち商業部分約12万9000m2、オフィス部分約1万7000m2）
店舗面積：約5万5000m2
建物規模：地下2階地上11階
商業部分：地上1階～地上6階（一部7階）
駐車場：地上1階～地下2階
※7階～11階はオフィス（同社の事業外）
店舗数：約180店舗
駐車場台数：約1000台（予定）
運営管理上海井橋商業管理有限公司
全体開業：2021年秋（予定）
施設HP：http://www.lalaport-jq.com※4月中旬公開（予定）
※中国語（簡体字）のみ