井筒屋/3~11月は売上高2.5%減、営業利益9.3%増
2016年01月08日 13:49 / 決算
井筒屋の2016年2月期第3四半期決算は、売上高602億9600万円(前年同期比2.5%減)、営業利益10億1900万円(9.3%増)、経常利益4億5900万円(20.7%減)、当期利益2億5900万円(前期は41億6900万円の当期損失)となった。
安定的に利益を計上できる収益構造を維持・推進するとともに、効率的な百貨店経営を目指した。
本店は、9月に創業80周年を冠しての海外催事「イタリア展」を開催し、好評だった。開店月である10月には、同じく創業80周年記念のオリジナル商材を集めた「アイ・プラスカタログ」を発行するとともに、「大開店祭」を開催するなど、幅広く商品の提案をした。
黒崎店は、10月のアネックス-1閉店にともなう無印良品の本館移設、婦人服ブランドの再編をおこなうなど、品そろえの充実を図った。
創業80周年を機に包装紙・手提げ袋のデザインを16年振りに一新し、地元伝統文化の一つである小倉織の図柄を取り入れた。
通期は、売上高834億円、営業利益19億円、経常利益10億円、当期利益6億円の見通し。
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