イオンは2月12日、2016年2月期の連結業績予想の修正を発表した。
売上高8兆1000億円(前回予想比1.3%増)、営業利益1610億円(8.0%減)、経常利益1600億円(3.0%減)、当期利益50億円(88.2%減)とした。
売上高は、地域密着経営を推進する地域SM各社を擁するSM・DS事業、高齢化やヘルス&ウエルネスに対する需要を確実に取り込んだドラッグ・ファーマシー事業等が好調に推移し、大幅増収となるとともに期初業績予想を上回る見通しとなった。
営業利益、経常利益は、前年度対比で増益を達成する一方、暖冬の影響を受けた国内小売各社や、国際事業における第3四半期までの利益計画下振れを第4四半期にて取り戻すに至らず、当初利益計画を下回る見通しとなった。
当期利益は、上場子会社の業績は概ね好調に推移する一方、国際事業と国内の完全子会社の業績が想定を下回ったことに加え、ダイエーの店舗再編に伴う事業再構築費用や、年初に計画していなかった店舗のスクラップアンドビルドに係る引当金の計上などにより、当初利益計画を下回る見通しとなった。
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