スギHD/3~5月は売上高5.4%増、営業利益10.7%減
2016年06月30日 15:19 / 決算
スギホールディングスの2017年2月期第1四半期決算は、売上高1076億4900万円(前年同期比5.4%増)、営業利益61億6600万円(10.7%減)、経常利益65億1300万円(8.0%減)、当期利益40億5400万円(4.5%減)となった。
ドラッグストア業界を取り巻く経営環境は、「診療報酬改定に伴う薬価引き下げ・報酬体系の大幅な見直し」、「異業種・異業態との競争の更なる激化」、昨年、販売額が急激に伸長した「C型肝炎治療薬やインバウンド関連商品の販売鈍化」など、従来の経営環境とは様変わりした。
急速に変化する市場環境に適合し、激化する競争環境に打ち勝つことができるよう、事業構造・仕組み・体質の質的転換を図ることを目的に、次代視点から、「業態の明確化・差別化」、「情報システム、物流などの事業インフラの再創出」、「高い店舗運営実務能力を備えた人材づくり」などに積極的に取り組んだ。
16店の新規出店、22店の中・大型改装、5店の閉店を実施した。期末店舗数は1007店(11店増)となった。
通期は、売上高4450億円、営業利益240億円、経常利益250億円、当期利益157億円の見通し。
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