スギHD 決算/3~8月増収増益、55店舗新規オープン・138店舗改装
2025年10月09日 16:49 / 決算
スギホールディングスが10月9日に発表した2026年2月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高5001億7200万円(前年同期比20.9%増)、営業利益236億9600万円(16.8%増)、経常利益242億3600万円(12.9%増)、親会社に帰属する当期利益286億1600万円(119.1%増)となった。
調剤部門では、調剤室および待合室の拡張・改装を進めている。また、高度な専門性を要する処方せんの応需体制を強化することで連携医療機関を増加させ、売り上げ基盤を拡充している。
さらに、人員配置基準の見直しやアプリを活用した調剤DX化を進め、生産性の向上にも取り組んだ。
物販部門は、関東・中部・関西へのドミナント出店を推進するとともに、新店の早期立ち上げやエリアニーズに応じた改装、インバウンド需要の獲得強化を進めている。
DXの活用により、顧客ごとの購買データなどに基づいた販促施策、専門性を生かしたカウンセリング販売、店舗運営の効率化を推進している。
55店舗新規出店。138店舗の改装を実施し、31店舗を閉店した。調剤薬局70店舗を取得している。8月末で2279店舗となった。
通期は、売上高1兆50億円(14.5%増)、営業利益490億円(15.1%増)、経常利益505億円(20.3%増)、親会社に帰属する当期利益442億円(72.1%増)を見込んでいる。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。