近鉄百貨店/3~5月は売上高1.7%増、営業利益22.8%増
2017年07月12日 11:45 / 決算
近鉄百貨店が7月12日に発表した2018年2月期第1四半期決算は、売上高669億2600万円(前年同期比1.7%増)、営業利益10億2800万円(22.8%増)、経常利益9億2200万円(22.0%増)、当期利益9億4700万円(79.0%増)となった。
百貨店業の売上高は608億2400万円(3.1%増)、営業利益は6億6100万円(366.8%増)となった。
一層の集客力と収益力の強化を図るため、あべのハルカス近鉄本店では、売上高が好調に推移している食料品売場や化粧品売場に人気のショップを新設するなど、ショップの改廃を推し進めた。
上本町店などの地域中核店においても、大型専門店の導入をはじめ各階の改装を実施した。
昨年四日市店にオープンした独自のベーカリーブランド「ブロッドン」を奈良店に導入するなど、フランチャイズ方式による当社直営店舗を積極的に出店した。
三重県伊勢市で開催された「第27回全国菓子大博覧会・三重」会場内の物販ブースの運営を受託するなど、さらなる増収を図った。
あべのハルカス近鉄本店の売上高は、前年実績を上回った。
通期は、売上高2677億円、営業利益35億円、経常利益29億円、当期利益24億円の見通し。
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