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しまむら/3~8月、客数・客単価低迷で営業利益40%減

2018年10月01日 11:50 / 決算

しまむらが10月1日発表した2019年2月期第2四半期の連結決算は、売上高2756億1600万円(前年同期比3.0%減)、営業利益143億1700万円(40.0%減)、経常利益147億4000万円(39.5%減)、純利益95億600万円(41.6%減)となった。

<しまむら店舗イメージ>
しまむら

主力のしまむら事業は、婦人衣料を中心として大きなトレンドがない中で、第1四半期にしまむら1,400店舗セールや設立65周年記念セールなど、大型のイベントを企画・開催し、集客と売上向上を図った。

チラシの目玉商品で低価格をアピールした結果、客数増に繋がったが、客単価は低下した。

7月度からはチラシ商品の価格と数量を見直すなど、客単価の回復に努めたが、台風や猛暑の影響もあり客数が低迷、4.7%減の2,148億2300万円と売上高は昨年を下回った。

アベイル事業は、夏物の衣料品は目立ったトレンドがなく販売は低調で、1.5%減の255億600万円。

バースデイ事業は、11店舗で改装を実施した結果、売上高比7.5%増の268億600万円。

シャンブル事業は、1店舗を閉店し、既存97店舗での営業で売上高は2.8%増の49億4800万円。

ディバロ事業は、「総合靴専門店」のモデルを確立するため、主力商品の品ぞろえの幅出しと価格訴求の強化を図り、多店舗化に向けた商品調達の仕組作りに取組んでいる。

売上高は37.6%増の3億6200万円。

2019年2月期通期の連結決算は、売上高5700億円(前期比0.9%増)、営業利益394億1000万円(8.1%減)、経常利益404億円(8.0%減)、純利益273億4300万円(8.0%減)を見込んでいる。

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