流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





島忠/2018年8月期、過大投資で減損計上し純利益31.5%減

2018年10月15日 09:05 / 決算

島忠が10月12日発表した2018年8月期通期の連結決算は、営業収益1462億7200万円(前期比0.4%減)、営業利益98億8800万円(0.3%増)、経常利益105億4100万円(2.1%減)、純利益43億100万円(31.5%減)となった。

2017年10月13日に公表した、予想値に比べ、営業収益10億6500万円減、営業利益4億3000万円減、経常利益3億1000万円減、純利益32億2000万円減と下方修正した。

純利益は、2018年8月期第4四半期において構造的に収益性の低い店舗の過大投資分として減損損失 20億1800万円、滞留在庫処分費用や店舗設備の修繕費用として事業構造改革関連費用16億600万円をそれぞれ特別損失に計上し、大きく減少した。

また、低迷の続く売上を回復するために、集客アップのため、来店頻度の高い食品スーパーの誘致や百円均一ショップの展開、Tポイント導入による情報収集など顧客へのポイント還元に取り組んでいる。

2019年8月期通期の連結決算は、営業収益1483億8900万円(1.4%増)、営業利益90億1400万円(8.8%減)、経常利益92億7900万円(12.0%減)、純利益63億1000万円(46.7%増)を見込んでいる。

関連記事

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧