イトーヨーカ堂/2月期、当期損失78億4000万円
2019年04月04日 13:30 / 決算
イトーヨーカ堂の2019年2月期決算は、売上高1兆2361億8000万円(前年同期比0.6%減)、営業利益47億800万円(53.0%増)、当期損失78億4000万円(58億2100万円の当期損失)となった。
商品別売上高は、衣料1535億9000万円(5.5%減)、住居1620億2100万円(1.9%減)、食品5471億7500万円(1.2%減)、合計8627億8800万円(2.1%減)だった。
テナント売上高は3363億9000万円(3.7%増)、その他売上高は65億7300万円(17.2%減)となった。
既存店売上高は0.3%減、客数1.1%減、客単価0.0%。衣料4.7%減、住居0.8%減、食品0.2%減、商品合計1.1%減だった。
商品別粗利率は、衣料35.3%(1.3ポイント増)、住居30.8%(0.5ポイント減)、食品27.6%(0.1ポイント減)、商品計29.6%(増減なし)となった。来期は商品計29.9%(0.3ポイント増)の計画。
新店投資22億1200万円(2.1%増)、既存店投資等401億7700万円(2.6倍)、ソフトウェア開発費16億6700万円(3.2倍)、設備投資合計440億5700万円(2.4倍)となった。減価償却費は121億9100万円(3.3%減)。
次期は、設備投資合計413億円(6.3%減)、減価償却費135億円(10.7%増)を予定する。
事業構造改革の一環として衣料と住居の自営売場面積適正化及び食品の営業強化等に注力したが、既存店売上は前年を下回った。
一方、営業利益は、荒利率向上や販管費の適正化に伴う収益性の改善により改善した。
次期は売上高1兆2100億円(2.1%減)、営業利益65億円(38.1%増)の見通し。
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