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吉野家HD/2月期は、店舗閉鎖の減損計上で当期損失60億円

吉野家ホールディングスが4月11日に発表した2019年2月期決算は、売上高2023億8500万円(前年同期比2.0%増)、営業利益1億400万円(97.4%減)、経常利益3億4900万円(92.4%減)、当期損失60億円(前期は14億9100万円の当期利益)となった。

<吉野家>
吉野家

今期は、西日本を中心に発生した2018年7月豪雨や、9月の台風と北海道胆振東部地震などにより営業時間の短縮や休業を余儀なくされた店舗が多く発生した。

しかし、主力事業である吉野家の既存店売上高が堅調に推移したことや、積極的に出店を進めている、はなまる・京樽・海外セグメントの売上高が増加したことにより売上高は、増収となった。

一方で、期初から牛肉・米を中心とした原材料価格の高騰、人手不足やアルバイト・パート時給の上昇による人件費の増加などにより減益となった。

当期利益は、店舗の撤退などによる減損損失51億700万円を計上したことなどにより当期損失となった。

吉野家は、販促や新商品が好調で売上高1036億700万円(2.5%増)となった。営業利益は、原材料価格の高騰や人件費の増加等により35億2200万円(30.4%減)となった。

店舗数は、33店を出店し、26店を閉鎖した結果、1211店だった。

はなまるの売上高は、積極的な出店に伴う店舗数の増加で290億600万円(7.2%増)となった。営業利益は、店舗数の増加などにより増収となったものの、既存店売上高が前年未達であったこと、積極的な出店による採用や教育コストの増、物流コストが高騰したことなどの影響により6億2400万円(51.0%減)となった。

店舗数は、48店を出店し、15店を閉鎖した結果、512店だった。

アークミールは、ステーキ・しゃぶしゃぶ業態における競争が激化し既存店売上高が低迷したことや、店舗数が減少したため、売上高は202億4700万円(9.9%減)となった。

減収により営業損失は8億4100万円(前期は2億900万円の営業利益)となった。店舗数は、1店を出店し、7店を閉鎖した結果、171店だった。

京樽は、首都圏に積極的に出店した回転寿司店「海鮮三崎港」の増加、既存店売上高が堅調に推移したことで、売上高は、273億2300万円(2.4%増)となった。

営業利益は、積極的な出店による採用コスト増や原材料価格の高騰等により1億6200万円(48.6%減)となった。

店舗数は、21店を出店し、18店を閉鎖した結果、333店だった。

次期は売上高2080億円(2.8%増)、営業利益10億円(855.0%増)、経常利益15億円(329.0%増)、当期利益1億円の見通し。

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