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餃子の王将/3月期は生産性向上で営業利益25.8%増

王将フードサービスが5月15日に発表した2019年3月期決算は、売上高816億3800万円(前年同期比4.5%増)、営業利益69億2400万円(25.8%増)、経常利益73億1000万円(26.5%増)、当期利益41億8900万円(14.7%増)となった。

売上高は、2018年2月から14カ月連増で、過去最高売上を開催更新するなど、客数が増加したことにより増収となった。

営業利益は、増収となった事に加え、原価低減の取組みによる原価率の改善、生産性向上による人件費増加の抑制、水道光熱費の削減、減価償却費の減少などもあり増益となった。

新たな客層の獲得を目指した新コンセプト店「GYOZA OHSHO」の6店目となる有楽町国際フォーラム口店を開店し、東京初出店を果たした。

潜在的な消費者ニーズが高いデリバリーサービスについて、大都市圏での「出前館」、「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の導入を開始し、今後対象地域の拡大を行う予定だ。

直営8店、FC4店の新規出店、FC1店の直営への移行、直営2店、FC17店の閉鎖を行った。期末店舗数は、直営516店、FC213店となった。

店舗の基本的な運営スキルを向上させるため、積極的な人材教育投資を行うこととし、社内に開設した「王将大学」と「王将調理道場」において、社員の店舗マネジメントスキルや調理スキルを向上させ、合宿研修でマインドの醸成を行い、店舗のQSC向上を図った。

材料費、人件費が高騰する環境下であったが、調理方法やシフト管理の見直し等による生産性向上のための努力と工夫を実行し、価格を据え置くための取り組みを実施した。

従来の新聞折込チラシに加え、お客から好評のスタンプキャンペーンを年間通じて実施するとともに、スマホアプリの電子クーポン配信やラジオ番組のスポンサー契約、有名タレントを起用したテレビCMへの刷新など、新規顧客獲得を図りつつ、顧客の固定化、来店頻度向上のための施策を実施した。

テイクアウト商品の生ラーメンパックを刷新したところ、売上、販売数量ともに前年比2倍以上となるなど好調で、テイクアウト商品の販売強化を図った。

同商品は京都府久世郡久御山町のふるさと納税返礼品に選出され、注目された。今後も消費税改定後の軽減税率適用を見据え、スマホから注文できる仕組みの導入などテイクアウト強化のための施策を実施する。

次期は売上高849億3600万円(4.0%増)、営業利益71億2900万円(3.0%増)、経常利益75億3100万円(3.0%増)、当期利益46億9600万円(12.1%増)の見通し。

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