イオンモール/3~5月、既存店刷新が好調営業利益19.6%増
2019年07月04日 16:50 / 決算
イオンモールが7月4日に発表した2020年2月期第1四半期決算によると、営業収益806億9000万円(前年同期比5.1%増)、営業利益151億3700万円(19.6%増)、経常利益128億6200万円(5.1%増)、親会社に帰属する当期利益79億9100万円(1.2%増)となった。
日本の営業収益は685億7500万円(3.8%増)、営業利益は128億3700万円(3.7%増)。
既存モールにおいて3モールの増床、8モールのリニューアルを実施した。
また、海外専門店の日本への誘致を積極的に進め、英国ロンドンで人気のカカオ専門店「ホテルショコラ」を、イオンレイクタウン(埼玉県)に続き、4月にイオンモール成田(千葉県)にオープン。
台湾で500店舗以上を展開し、高い知名度と人気を誇る台湾茶タピオカ専門店「50嵐(ウーシーラン)」の海外ブランド「コイティー」を3月にイオンモール広島府中(広島県)、4月にイオンモール沖縄ライカム(沖縄県)にオープンした。
中国事業の営業収益は89億8800万円(9.4%増)、営業利益は15億8000万円増益の15億8400万円(約460倍)。
オープン後3~4年を経過し、賃料改定や旬のテナントへの入替を行うリニューアルのタイミングを迎えるモールが増加している。
イオンモール蘇州新区(江蘇省蘇州市)、武漢経開(湖北省武漢市)など4モールをリニューアルオープンした。
また、新たな需要創出に向けた取り組みとして、社会行事に対応したセールの実施等により売上拡大を図っている。
3月8日の国際婦人デー(婦女節)には、働く女性が半日休みであり、女性をターゲットとしたセールス企画やイベントを開催し、売上は伸長。モールの鮮度を常に高め、既存19モールの専門店売上伸び率は2桁水準で推移している。
アセアン事業は、営業収益は31億2600万円(26.5%増)、営業利益は7億900万円(約2.7倍)。
ベトナムに1号店、カンボジアでは2号店がオープン。インドネシアでは3号店、4号店の準備を進めている。
通期は、営業収益3260億円(前期比4.2%増)、営業利益620億円(17.0%増)、経常利益540億円(3.4%増)、親会社に帰属する当期利益337億円(0.5%増)を見込んでいる。
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