マックスバリュ東北/3~8月、競争激化とコスト増で営業利益46.6%減
2019年10月10日 11:40 / 決算
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マックスバリュ東北が10月9日に発表した2020年2月期第2四半期決算によると、営業収益515億2200万円(前年同期比3.4%減)、営業利益3億3200万円(46.6%減)、経常利益3億3500万円(48.7%減)、四半期純利益8900万円(67.9%減)となった。
東北エリアは、人口減少と個人消費の停滞が長期化するとともに、生活防衛志向や節約志向が依然として継続。物流費などの高騰による3月からの仕入価格の値上げ及び競合各社との価格競争に加え、業種・業態を超えた競争が激化するなど厳しい状況が続いている。
売上総利益率は対前年同期比0.3ポイント改善し23.4%となったが、売上高は3.4%減、営業総利益は2.1%減となっている。
販売費及び一般管理費は、継続したコスト構造改革に取り組んだが、広告宣伝費及び水道光熱費の増加により0.1%増だった。
新規出店は、4月6日青森県八戸市に2店舗目となるマックスバリュ八戸上組店を開店した。鮮度・美味しさ・地域商品にこだわり、地元の産地直送野菜、地元漁港の鮮魚の品揃えや地元の食材を使用した商品開発により食生活の楽しさを提案している。
一方、既存店は、農産部門のオーガニックコーナーの新設、水産部門の焼き魚コーナーや地元で獲れた鮮魚を使用した握り寿司の展開、惣菜部門の弁当とパンやレディーミールなど即食商品の集合展開により、利便性と選ぶ楽しさを提供できる店舗作りに向けた改装を3店舗で実施した。
通期は、営業収益1033億円(前期比0.0%)、営業利益11億円(30.4%増)、経常利益10億5000万円(16.7%増)、四半期純利益3億5000万円(約2.1倍)を見込んでいる。
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