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アクシアル/4~12月、出店費用・販促費増で営業利益1.3%減

2020年02月05日 11:10 / 決算

アクシアルリテイリングが2月4日に発表した2020年3月期第3四半期決算によると、売上高1807億5300万円(前年同期比1.1%増)、営業利益73億1800万円(1.3%減)、経常利益75億1900万円(0.6%減)、親会社に帰属する当期利益49億4300万円(1.6%増)となった。

売上高は、第2四半期まで業績が堅調だったことに加え、消費増税後の販促策が功を奏し、増収だった。

利益面では、営業利益・経常利益は新規出店2店、移転1店の出店費用、増税後の販促費用増、社会保険加入対象者像による法定福利費増で、減益となった。純利益は、減損損失の減少により、増加している。

既存店売上0.1%減、全店売上1.0%増だった。

客数は既存店1.2%減、全店0.1%減。夏季において梅雨明けが遅れ、顧客の来店頻度が減少した。

既存店買い上げ点数前年同期比0.9%増、一品単価0.2%増、客単価1.1%増だった。商品・サービスの継続的なレベルアップ、増税後の販促施策が貢献した。

売上総利益率は0.1%増加し、26.0%となっている。

店舗は原信下飯野店、フレッセイ有馬店を新設。ナルス直江津東店を移転新設した。

改装は、原信岩上店、フレッセイ片貝店で実施している。ナルス直江津東店を移転新設に伴い、旧・ナルス直江津東店、原信春日新田店を閉鎖し、12月末でグループ合計130店となった。

通期は、売上高2370億円(前期比0.7%増)、営業利益84億円(11.8%減)、経常利益85億円(12.4%減)、親会社に帰属する当期利益56億円(12.9%減)を見込んでいる。

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