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コロワイド/4~12月、居酒屋業態苦戦で減収減益

決算/2020年02月07日

コロワイドが2月7日に発表した2020年3月期第3四半期決算によると、売上収益1797億2900万円(前年同期比1.9%減)、営業利益68億900万円(1.1%増)、税引前利益44億3900万円(17.1%減)、親会社に帰属する当期利益13億4700万円(36.3%減)となった。

グループ各社ともレストラン業態は、おおむね堅調に推移したが、一部のステーキ店は苦戦を強いられた。居酒屋業態は、台風19号の影響が尾を引いたことに加え、居酒屋業界全般の傾向として宴会需要が低迷した影響があり、不十分な結果となった。

そのため、売上高は減収となった。営業利益は減損損失6億6500万円を計上、M&Aに付随して取得した有価証券に対して、投資有価証券評価損5億4500万円を金融費用として計上したことにより、利益は減益となった。

利便性向上策として、スマホ決済のPayPay、LINE Payなど各種キャッシュレス決済への対応をグループ全店で実施した。カッパ・クリエイトでは、引き続き食べ放題サービスで訴求力を高めるとともに、サイドメニューとして、本格ラーメンシリーズを投入。「吉祥寺 武蔵家監修 家系ラーメン」は、販売開始80日間で累計80万色をシリーズ最速で突破した。

レインズインターナショナルでは、昭和レトロをモチーフとした空間に5つの専門店をそろえ、時間無制限のはしご酒が可能な「広島呑み屋街 ほのぼの横丁」をJR広島駅南口駅前に出店した。

コスト面では広告宣伝費の効率的な投入のため、積極的にSNSを活用するとともに、テレビ媒体を活用する場合は番組とのタイアップを強化し、番組の中でグループ店舗や業態が紹介されるように努めた。各業態とも提供メニューの工夫による使用食材の歩留まり向上や、需要予測の精緻化による食材廃棄ロスの低減を進めた。

各種食料品の調達・製造・物流などを手掛けるコロワイドMDでは、仕入れ先との中期的な契約締結やスポット商品の機動的な調達などによって、食材価格上昇の影響を抑制したほか、焼肉のタレやラーメンのスープなど各種加工製品の内製化を行った。

特にラーメンのスープについては、今回、小袋への自動充填ラインを導入したことから、店舗でスープがすぐに使えるようになると同時に、セントラルキッチンの生産性も飛躍的に高まると期待している。そのほか、グループ各社が使用する各種調味料の規格統一化、原材料・製品・資材の在庫回転率の一層の改善、物流機能の集約などにも取り組んだ。

直営レストラン業態28店、居酒屋業態8店、合計36店を新規出店した。一方で、不採算などにより直営レストラン業態37店、直営居酒屋業態32点、合計69店を閉店した。期末直営店舗数は1475店、FC店舗を含めた総店舗数は2684店となった。

通期は、売上収益2579億9300万円(5.6%増)、営業利益74億4000万円(82.3%増)、税引前利益51億6700万円(90.2%増)、親会社に帰属する当期利益16億2400万円(157.0%増)を見込んでいる。

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