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マックスバリュ九州/3~5月内食需要増で売上高18.3%増

2020年07月08日 10:40 / 決算

マックスバリュ九州が7月8日に発表した2021年2月期第1四半期決算によると、売上高517億500万円(前年同期比18.3%増)、営業利益8億1500万円(前期は0円)、経常利益7億5100万円(前期は200万円の利益)、四半期純利益4億8100万円(前期は4700万円の損失)となった。

売上高は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響により、前年同四半期を大幅に上回った。

これは、緊急事態宣言を受け、まとめ買いなどにより買上点数・客単価が大幅に伸長、店舗数もレッドキャベツの店舗譲受などで増加したことによるもの。

費用面では、人件費について、レッドキャベツ店舗の譲受に伴う人員数の増加により、大幅にアップ。売上高の増加に伴い労働時間が増加し、フレックス給料などが増えた。

一方で、新型コロナウイルス感染拡大防止として、チラシやテレビCMの一部自粛、出張の制限、集合研修、集合会議の中止や延期を行ったことで費用の減額にもつながっている。

店舗面では、レッドキャベツより3月19日付けで、13店舗を譲受及び賃借した。

福岡エリアでの同社の食料品販売シェアを高めるとともに、同社の持つ商品仕入ルートや物流システムを統合することにより、よりローコストな運営体制を実現し、収益力を高めることを目的としている。

また、事業基盤の拡大の要となる新規出店として、ザ・ビッグ菊陽店(熊本県菊陽町)を3月26日に、マックスバリュエクスプレス博多消防署通り店(福岡市博多区)を4月23日にオープンした。

4月17日にマックスバリュ唐津店(佐賀県唐津市)をザ・ビッグ唐津店へ業態転換し、4月9日に佐々店の改装を行っている。

イオン九州、マックスバリュ九州、イオンストア九州は、9月1日合併するため、2021年2月期の業績予想は掲載していない。

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