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アスクル/6~2月、ヤフーとの連携強化で増収増益

2021年03月17日決算

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アスクルが3月16日に発表した2021年5月期第3四半期決算によると、売上高3130億300万円(前年同期比4.5%増)、営業利益102億8600万円(62.3%増)、経常利益102億3600万円(63.8%増)、親会社に帰属する当期利益61億5000万円(49.4%増)となった。

BtoB事業の売上高は2563億1900万円(3.8%増)だった。2020年4月の緊急事態宣言発令によるお客の事業活動の自粛の影響を受けて売上高が落ち込んだが、2020年5月の緊急事態宣言解除後は、中小企業のお客を中心に、コロナ禍で事業活動を再開、継続していくために必要となった手指消毒液やマスクに加え、使い捨てグローブやパーティションなどの感染対策商品に対する需要が増加したことにより、売上高成長率は堅調に推移した。

中堅・大企業のお客のオフィス用品の需要も回復基調にあり、またeコマース需要の増加による梱包資材などのMRO商材や、取扱い商材数が830万アイテムを超え品ぞろえ強化に注力しているロングテール商材の売上高も伸長したことから、第3四半期連結累計期間は増収となった。

「LOHACO」の売上高は388億3400万円(9.8%増)となり、BtoC事業合計でも508億8900万円(9.3%増)となった。BtoC事業は、「サイバーサンデー」や「超PayPay祭」などの販促効果もあり、売上高は順調に伸長した。

損益改善では、コロナ禍の自粛生活が続く中で、付加価値の高い商品の提案や、販売価格の適正化などにより商品粗利率の向上が進み、売上総利益率の改善に寄与した。第1四半期連結会計期間で大きく落ち込んだ広告収入も第2四半期連結会計期間以降は従来の水準まで回復した。

新商品としては、2020年11月からオンライン形式で開催した「暮らしになじむLOHACO展.com」にて、大手日用品メーカー23社とともに企画開発した独自価値商品を発表し、30商品を販売した。

今年の「LOHACO展」は、これまでの「デザイン」「サステナブル」に加えて、コロナ禍での新しい生活様式に着目した「暮らしのお悩み解決」をテーマに掲げ、前年を大きく上回るお客がサイトを訪問した。引き続きメーカーとの共創を強化する。

BtoBとBtoC事業を合計したeコマース事業の売上高は3072億800万円(4.7%増)だった。差引売上総利益は、継続的な原価低減活動に加え、感染対策商品をはじめとする商品利益率の高い商品の売上高が伸長し、「LOHACO」における売上総利益率の改善も進んだことから、774億9700万円(10.3%増)となった。

第3四半期連結累計期間に、期末決算賞与に係る引当金等9億2000万円を計上したものの、両事業の増収と「LOHACO」におけるヤフーとの連携強化による販促費、固定費の抑制が寄与し、売上高販管費比率は前年同期比0.2ポイント減少し、販売費・一般管理費が662億7400万円となり、営業利益は112億2200万円(74.9%増)となった。

通期は、売上高4160億円(3.9%増)、営業利益130億円(47.4%増)、経常利益129億円(49.0%増)、親会社に帰属する当期利益70億円(23.8%増)を見込んでいる。

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