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U.S.M.H/2月期減収減益、まとめ買い傾向が終息

2022年04月07日決算

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ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(以下:U.S.M.H)が4月7日に発表した2022年2月期決算によると、営業収益7164億700万円(前期比2.4%減)、営業利益121億5500万円(36.4%減)、経常利益124億7400万円(35.8%減)、親会社に帰属する当期利益53億7400万円(39.2%減)となった。

既存店前期比において客数は0.5%減、客単価は1.9%減。客数においては、デジタルの活用を含むさまざまな販売促進施策が支持されたこともあり、前年程度の数値となった。一方で、昨年度のまとめ買いの傾向が終息を見せ、買上点数が減少したことにより客単価は低下傾向にあるという。

部門別売上高は、新たなメニュー提案や販促活動との連動施策等によりデリカ(惣菜)部門が前期比4.8%増と前年に対し伸長した。鮮魚部門においても、主要子会社マルエツやマックスバリュ関東において鮮魚寿司の施策が功を奏し、前年と同水準を確保している。

販売費および一般管理費では、フルセルフレジの導入、「Scan&Go Ignica」の展開による生産性向上の取り組み、本部と店舗の人員配置の見直し等による人件費の効率化を推進した。一方で、大規模な既存店活性化などの投資を実行したことにより、販売費および一般管理費は前期比0.6%増となっている。

マルエツ単体の営業収益は3858億800万円(2.4%減)、カスミ単体の営業収益は2820億2400万円(2.1%減)、マックスバリュ関東単体の営業収益は445億5200万円(4.6%減)。

マルエツは、「デジタルとの融合による顧客接点の創造」を基本テーマとし、「Scan&Go Ignica」の利用促進、フルセルフレジ導入を拡大した。オンラインデリバリーの利用可能店舗の拡大、法人向け無人店舗サービスも開始している。

カスミは、新たなスーパーマーケットの形として新業態「BLANDE」を茨城県つくば市内に2店舗オープン。BLANDEつくば並木店はドラッグストアのウエルシア薬局との融合による食と健康美をテーマとし、BLANDE研究学園店は食に特化したフードスペシャリティストアとした。

マックスバリュ関東は、マックスバリュ業態における大型活性化を契機とした買物体験型の進化に加え、小型店のエクスプレス業態においても、買物体験型の要素を取り入れた活性化を実施した。エクスプレス業態では、近隣店舗で製造した商品をサテライト配送することで、インストアベーカリーや水産寿司といった新しいカテゴリーの取り扱いを増やした。

2022年2月期は、マルエツが4店舗、カスミが4店舗、グループ計で8店舗を新設した。一方、経営資源の効率化を図るため、マルエツが2店舗、カスミが1店舗、マックスバリュ関東が2店舗を閉鎖し、グループの2月末の店舗数は、521店舗となった。

次期は、営業収益7210億円(1.1%増)、営業利益150億円(23.4%増)、経常利益151億6000万円(21.5%増)、親会社に帰属する当期利益60億円(11.6%増)を見込んでいる。

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