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平和堂/2015年2月期の売上高3.6%増、営業利益6.1%増

2015年04月02日 / 決算

平和堂が4月2日に発表した2015年2月期通期の業績は、売上高4192億8400万円(前年同期比3.6%増)、営業利益141億3100万円(6.1%増)、経常利益153億5600万円(11.2%増)、当期利益84億5300万円(8.4%増)となった。

夏季と冬季の天候不順や消費の回復遅れにより、既存店の客数は前年を下回ったが、生鮮食品を中心に客単価が伸びるなど、売上高は前年を超えた。

4月に自社開発の近隣型ショッピングセンター業態として、フレンドタウン日野とフレンドタウン深江橋を開設した。

下期には、フレンドマート八幡一ノ坪店(京都府八幡市、12月)、フレンドマートMOMOテラス店(京都市伏見区、2月)を出店、長浜店(滋賀県長浜市)を移築し、長浜駅直結の商業施設モンデクール長浜(滋賀県長浜市、2月)として開設。一方、寺内店(岐阜県大垣市)を経営効率向上のため閉鎖した。

5月に本格稼働した新食品センター(滋賀県犬上郡多賀町)により、精肉・鮮魚商品の品質向上や店舗運営の効率化に寄与した。

来期は、新設店舗として、3月にフレンドマート宇治菟道店(京都府宇治市)、5月にフレンドマート宇治田原店(京都府綴喜郡)を、その他SM業態で5店舗を開設する予定。

既存店も、顧客ニーズを捉えた改装を計画的に実施する。

さらに、持続的な成長を図るために、費用削減の推進や作業改善への注力など筋肉質な企業体質の構築に努め、売上高4410億円(5.2%増)、営業利益154億円(9.0%増)、経常利益159億円(3.5%増)、当期利益91億円(7.6%増)を見込んでいる。

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