伊藤忠商事とベイクルーズは7月7日、共同でライフスタイル関連事業を展開することを目的に、合弁会社「TRIWORKS(トライワークス)」を設立したと発表した。
トライワークスの資本金は2000万円で、出資比率はベイクルーズ81%、伊藤忠商事19%。
伊藤忠商事の海外ネットワークとベイクルーズの持つ小売ノウハウを活用した海外での事業展開も検討しており、5年後には30億円規模の売上を目指す。
ベイクルーズは、あらゆる生活シーンに楽しみや喜び、驚きや感動を提供していきたいとの考えのもと、アパレルを軸に飲食事業、インテリア事業、フィットネス事業など幅広いライフスタイル事業展開を目指している。
伊藤忠商事は、ライフスタイル全般を事業領域として捉え、顧客視点の徹底による川下戦略を推進している。
ベイクルーズと伊藤忠商事は、25年以上にわたりアパレルOEM生産取引を中心に良好なパートナーシップを築いていた。
今般の合弁会社設立に先駆けて、2015年12月にベイクルーズが南青山にオープンした「CITYSHOP(シティショップ)」一号店の開設において、伊藤忠商事はオリジナル商品の開発・生産、インポート商品の輸入代行を行った。
「CITYSHOP」では、吉井雄一氏をクリエイティブディレクターに迎え、新しいスタイルのデリカテッセンの展開から、オリジナルブランド「CITYSHOP」のほか、独自の視点でセレクトした国内ブランドやヴィンテージ、アート、雑貨など幅広く取扱い、ファッションやフード、カルチャーにおける新しいスタンダードを提案している。
eコマースでも、国内はベイクルーズグループ公式サイト「スタイルクルーズ」、海外は「Farfetch(ファーフェッチ)」を通じて販売している。
日本市場においては、2020年の東京オリンピック開催に向けて、アジアを中心とするインバウンド需要の拡大が期待されている。
こうした中、アジアのファッショントレンドの中核都市である東京を起点に新たなコンテンツを発信し、提案力を強化することが急務であるとの考えから、合弁会社設立に至った。
今後、ベイクルーズと伊藤忠商事は、TRIWOKS社を通じてCITYSHOP事業の拡大、国内・海外の優良ブランドやコンテンツの導入などを通じた新規事業の創出を目指す。
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