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ココス/目標注文率10%以上、6月8日から「冷やし麺フェア」

2017年05月30日 12:10 / 商品

ココスジャパンは6月8日~8月下旬、「冷やし麺フェア」を開催する。

ココスでは夏のメニューとして従来カレーを展開してきたが、この3年間は冷やし麺を訴求しており、季節感のある商品で固定客のメニューの選択肢を増やす。

<豚しゃぶと金胡麻の冷やしゴマだれ麺>
豚しゃぶと金胡麻の冷やしゴマだれ麺

過去2年間は、塩冷やし麺と冷やしゴマだれ麺の2品目を展開していたが、2016年に「蒙古タンメン中本」がブームになったことを受け、今年は新たに冷やしマーラーメンを追加した。

今年の冷やし麺フェアでは、新たに大きめの皿を用意した。大き目の皿に盛りつけることで、具材が多く見え、より商品がきれいに見える演出をした。

<冷やしマーラーメン>
冷やしマーラーメン

「豚しゃぶと金胡麻の冷やしゴマだれ麺」(税別990円)、「冷やしマーラーメン」(990円)、「南高梅の塩冷やし麺」(890円)の3品目を投入。3品目合計の注文率で10%を目指す。

<南高梅の塩冷やし麺>
南高梅の塩冷やし麺

池田安希子社長は「ココスの来店客の60%は女性で、ファミリーの来店構成比も50%となっている。女性客にとっては季節感が大切であり、メニューでしっかりと季節感を出した」と語る。

商品開発の視点は、美と健康を起点としており、冷やし麺でも女性を意識したメニューを開発した。

ゴマだれ麺は、白胡麻を使用したスープに、白胡麻と金胡麻を醤油・砂糖などとあわせた特性胡麻ソース、仕上げにすりつぶした金胡麻をふりかけ、胡麻のコクと風味、香りを楽しめる商品とした。

冷やしマーラーメンは、中華料理でよく使用されるピーシェン豆板醤や朝天唐辛子、花椒で口に入れた直後から辛さが続くように仕上げたスープと、マーラージャンや山椒などで味付けした豚肉ミンチを合わせ、ココス史上最も辛い商品に仕上げた。

別添えで、本格的な四川料理の風味を生み出す「花椒油」を提供。辛味に辛さを重ねることで、これまでにない味わいを提供する。

<花椒油>
花椒油

塩冷やし麺は、鶏ガラやカツオなどで出汁をとったあっさりとした塩スープと、見た目も涼しげな梅ジュレ、すっぱすぎず甘みのある肉厚な南高梅を使用し、梅を打ち出したメニューとした。

注文率で10%を超える商品は簡単に作ることはできないが、カテゴリー全体で注文率の達成を目指す。1日あたり、合計100食は売れる商品にしたいという。

池田社長は「ファミリーレストランでここまでやるのかというメニューを目指している。冷やし麺フェアは、従来の冷やし中華ではなく、ココスオリジナルの冷やし麺を打ち出している。本格中華料理店で扱うような調味料も提供することで、より専門店に負けないメニューを提供していきたい」と語った。

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