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ファミリーマート/新型コーヒーマシンでコーヒー売上10%増

2019年01月24日 15:40 / 商品

ファミリーマートは1月24日、昨年10月から導入した新型コーヒーマシンの効果により、コーヒーの売上が10%以上増加していると発表した。

<コーヒーの売上が10%以上増加>
コーヒーの売上が10%以上増加

2018年度は、新型マシンを当初5400台導入の予定だったが、この実績を受け3月までに約6400台を導入する。1月24日現在、約3500台が導入済みとなっている。

2019年度中には、全店のコーヒーマシン入れ替えが完了する。

<新型コーヒーマシン>
新型コーヒーマシン

同社は、「売上増をけん引しているのが、ふわふわミルクが楽しめるカフェラテ。また、コーヒーの嗜好の多様性に対応し、専門店やカフェでは500円前後するスペシャリティコーヒーを180円で、年に4~5回出したい。コーヒーにプラスアルファの買物で、売り上げ増を狙う」としている。

また、今回の新型マシンの導入で、メニューは従来の9種から12種まで拡大している。

<売上増をけん引しているのが「カフェラテ」>
売上増をけん引しているのが「カフェラテ」

「カフェラテ」(税込150円)単体の売上は、15%増となっている。

新型マシンによる高密度できめ細かいフォームミルクで、マドラーがたつほどの泡が楽しめる。

ミルクの中にきめ細かい空気を閉じ込め、独特のふわふわ感を実現。フレッシュミルク本来の甘みが人気となっている。

既存のマシンの店では、ブラック・カフェラテの構成比でみると、「カフェラテ」が全体の25%だが、新型マシン導入店では30%まで伸びている。

<スペシャルティコーヒー エチオピアモカ>
エチオピアモカ

さらに、新型マシンでは、新たにスペシャルティコーヒーの抽出も可能になった。

現在、「エチオピアモカ」(180円)を販売中で、華やかで芳醇なワインの様な香り、マスカットの様なフルーティーな味わいが楽しめる。

コーヒー発祥の国と言われるエチオピアの中でも肥沃な土壌に恵まれ、標高2000m前後の丘陵地にあるイルガチェフェ地方は、朝夕の寒暖差も大きいことから高品質なコーヒー豆産地として有名。

ファミリーマートのエチオピアモカは、このイルガチェフェ地方に産地を限定し、エチオピア最高級グレードを取得した豆だけを使用した。

また、新型マシンでは「ブレンド」は、通常の「ブレンド」、「ブレンド濃いめ」(S100円、M150円)が選択できる。多様化するニーズに合わせ、メニューを増やしている。

<メニュー一覧>
メニュー一覧

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