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セブン&アイ、カネカ/「生分解性ポリマーPHBH」使用した製品を共同開発

2019年04月16日 10:00 / 商品

セブン&アイ・ホールディングスは4月15日、研究開発型素材メーカーのカネカと、マイクロプラスチック問題への解決提案素材「カネカ生分解性ポリマーPHBH」を用いた各種製品の開発を進めると発表した。

<製品例のイメージ>
製品例のイメージ

昨今世界的な課題となっている「脱プラスチック」への取り組みを通じ、共同でサステナブル社会の実現を目指すことに両社で合意したもの。

まずは2019年秋を目途に、グループのセブン-イレブンなどで展開する「セブンカフェ」用のストローに導入する予定だ。

プラスチック素材の製品は、暮らしにとって便利で欠かせないものになっている一方、適切な処理がなされないことによって、マイクロプラスチックとして海中に漂い、生態系や人々の健康へ影響を与える懸念が高まっている。

環境に配慮した素材への関心が高まる中で、容器、包装材等における環境負荷低減を継続的に行っているセブン&アイは、カネカのPHBHの海水中で生分解する点に賛同し、共同でPHBHを用いた製品の展開に向け、取り組んできたという。

「PHBHは100%植物由来のバイオポリマーであり、幅広い環境下で優れた生分解性を有している。海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE」を取得しており、海洋汚染の低減に貢献するという。

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