フレスタ/飲料・菓子の納品期限緩和「2分の1ルール」採用
2019年10月02日 17:00 / 商品
フレスタは10月1日、大きな社会問題となっている「食品ロス」の削減を目的として、商慣習の見直しを実施し、「納品期限緩和」の取り組みをスタートさせた。
これまで、小売業界では、商慣習の一つとして、賞味期間の3分の1以内で小売店舗に納品する慣例、いわゆる「3分の1ルール」があった。
「3分の1ルール」のもとでは、賞味期間の3分の1を超えて納品できなかったものは、賞味期限まで多くの日数を残すにも関わらず、行き場がなくなり廃棄となる可能性が高まっていた。
フレスタでは、瓶・缶・ペットボトル飲料と菓子の納品期限緩和を実施する。賞味期限が180日以上の菓子では、これまで3分の1の期限を切った商品は納品していなかったが、10月1日から、期限の2分の1までの商品を納品することとし、流通段階での無駄な廃棄の削減につなげる。
また、瓶・缶・ペットボトル飲料も、賞味期限が2分の1までの商品を納品する。
今後、その他の品目についても、店舗や家庭における廃棄などの問題がないと思われる場合は、サプライチェーン全体での食品ロス削減を実現するため、積極的に緩和に向けた検討を実施し、実現を目指す。
地域の食品スーパーは、お客の生活環境のインフラとなっている。この機会に納品期限緩和の取組みを拡大し、食品ロスの削減を進めるという。
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