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ローソン/年末年始「定番スイーツ」訴求、チルド菓子20%増目標

2019年12月13日 17:40 / 商品

ローソンは12月13日、都内で年末年始に合わせた新商品発表会を開催した。スイーツでは、人気商品を冬仕様にアレンジした「スノーバスチー」、「スノーホボクリム」や食感にこだわったパフェなど、全8品を12月22日から順次、発売する。

今年は、「バスチー」「ザクシュー」「モチーズ」「ホボクリム」など新感覚スイーツがヒット、累計24種類で5800万個以上を販売したことを受け、定番ヒットスイーツを軸とした商品で年末年始商戦に挑む。

10月に発売した定番スイーツを食べやすくカップケーキにした「CUPKE」シリーズは770万個以上、「どらもっち」シリーズも1300万個以上を販売するなど、ローソンのスイーツはお客から多くの支持を得て、11月末までの実績で、チルドデザートの既存店売上高前年比は約40%増と好調に推移している。

今回、新商品を投入することで、期間中チルド・和洋菓子で前年比20%増の売上を目指す。

<バスチー、スノーバスチー、スノーホボクリム>
バスチー、スノーバスチー、スノーホボクリム

まず12月25日、3月の発売から累計3200万個を発売した「バスチー」(税込215円)を初めてリニューアルする。配合や焼成方法を見直し食べやすく改良を行い、販売期限も2日から3日に延長した。

12月22日、12月25日~2020年1月13日は、「スノーバスチー バスク風チーズケーキ」(380円)を投入する。バスチーの上にふわふわした雪をイメージしたチーズクリームを乗せた。チーズクリームの下には、ザクザクとした食感のローストアーモンドを入れて、アクセントをつけた。年末年始限定の特別なバスチーを提案する。

12月26日~2020年1月27日、「スノーホボクリム(いちごミックス) ほぼほぼクリームのシュー」(245円)を発売する。ホボクリムは11月5日に発売し、これまでに330万個を発売したヒット商品。

今回、ふんわりもちもちした薄皮のシュー生地に、苺の果肉がゴロゴロとはいったホイップクリームとミルククリームをぎっしりと詰め込んだ。

<季節限定パフェ3種>
季節限定パフェ3種

1年間で最もデザートが売れるのは12月24日だが、1月1日はクリスマスの次にスイーツの売上が高いことに着目し、12月26日~1月3日、正月スイーツとして3種類のパフェを用意した。

「ぷるるん まるごとプリンパフェ」「ザクザク チョコレートパフェ」「もちもち濃い茶パフェ」(各380円)を投入する。

また、正月は家庭でシェアして食べるスイーツのニーズが高まることから、定番商品の「ミニもち食感ロール」をアレンジした「紅白ミニもち食感ロール3本入り」(430円)、「苺のミニホールケーキ」(550円)、「ふわふわスフレチーズケーキ」(550円)で対応する。

<正月はシェアして食べるスイーツ訴求>
正月はシェアして食べるスイーツ訴求

2019年は、2014年以来の5年ぶりの平日のクリスマスとなる。ローソンでは、平日のクリスマスは週末のクリスマスに比べて、デザートの売上高が10%ほど高く、今年のクリスマス商戦に期待を寄せている。

年々、高まる個食ケーキのニーズに対応するため、予約ケーキでも個食アソート商品を強化した。「クリスマスカップケーキ詰め合せ(6個入り)」(2500円)、「四角いケーキ詰合せ(6個入り)」(3780円)、「クリスマスカーニバル(4個入り)」(5400円)を投入した。

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