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無印良品/こども家具の月額定額サービス開始

2021年04月21日 13:20 / 商品

無印良品を展開する良品計画は4月22日から、オーク材のベビーベッドを新発売すると同時に、こども家具の月額定額サービスを開始する。

家具のうちでもこども家具は、必要な期間が短く、まだ使えるのに処分せざるを得ない場合もある。そこで無印良品では廃棄物削減の取り組みの一環として、新商品の「オーク材ベビーベッド」の発売と同時に、月額定額サービスを日本国内の無印良品20店舗で開始する。

加えて、こども家具の定番として知られるハイチェア「トリップ トラップ」をストッケ社から仕入れ、日本国内無印良品5店舗にて販売するとともに、月額定額サービスもスタートする。

<リニューアルしたオーク材のベビーベッド>
リニューアルしたオーク材のベビーベッド

月額定額サービスでは、大きな初期費用を支払うことなく、手頃な月額定額料金で利用できる。月単位の契約で、利用期間に合わせて5パターンのプランを用意しており、選択したプランの期間が満了した際には、「解約・返却」を選択するか、希望すれば買い取り料金を支払うことで、そのまま利用することもできる。

サービスを活用することで、子どもが成長してベビーベッドが不要になっても家具の処分に悩むこともなく、廃棄物の削減にもつながる。また、契約終了後に返却された家具は、廃棄はせず、循環させてゴミを減らす活動につなげる。パーツ交換やメンテナンスを施し、改めて月額定額サービスに再利用することも予定している。

子どもの成長を見守りながら、利用期間が短い家具についても悩むことなく安心して利用できる提案をする。

<月額定額サービスの概要>

「使う期間は限られているけれど、大切な赤ちゃんのために信頼できるベッドを使用したい」というお客の声に応える試みとして、無印良品は2015年、国産のひのきを使用した「ひのき材ベビーベッド」をデザインした。

ひのき材の風合いはお客に高く評価された一方、柔らかい素材のためキズがつきやすいというお客の声もあった。今回、ひのき材からオーク材に変更することで強度を増し、底板を加えることで収納ケースなどを乗せられる仕様に改良した。寝室・リビングでも置きやすい、コンパクトなサイズのベビーベッドとなっている。

加えて、ストッケ社が1972年(日本では1973年)から販売している世界的に知名度の高い子ども用ハイチェア「トリップ トラップ」と「トリップ トラップ ベビーセット」の取扱いを開始する。

「子どもと一緒に成長していくイス」というコンセプトと、さまざまなテーブルにフィットするデザインが、無印良品の「本当に必要なものを本当に必要なかたちでお客に提供する」というものづくりの考え方と合致することから、無印良品でも販売する。

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