セブンイレブン×ヤッホーブルーイング/長野・山梨を盛り上げるクラフトビール発売
2021年12月08日 12:50 / 商品
セブン‐イレブン・ジャパンは12月9日、ヤッホーブルーイングと連携し、希少な国産ホップを使用したクラフトビール「山の上ニューイ」(税別267円、350ml)を長野県・山梨県のセブン‐イレブン667店(2021年11月末現在)にて発売する。
「山の上ニューイ」は、原材料の一部に長野県発祥「信州早生」と山梨県発祥「かいこがね」のホップを使用。水蒸気を吹き込んで蒸留させる製法によりホップ本来の豊かな味わいを楽しめるという。
「山の上ニューイ」のコンセプトは「甲信モダナイズ」。「ヤッホーブルーイングの地元であり、かつクラフトビール普及の素地がある長野県と山梨県で、クラフトビールを県民が誇る文化のひとつに加えたい」という思いで開発された。長野県民と山梨県民にとっての心のシンボル「壮大な山々」と、新しい=Newから発想し「山の上ニューイ」と命名した。パッケージには山の上から見守る存在である「ニューイ」を描いている。
また、「山の上ニューイ」とペアリングしたおつまみ」として、地域になじみのある商品を同日2品発売。長野県の給食でおなじみの「チリコンカン」をアレンジした「スパイシーチリコンカン」(税別230円)、「角切りローストポーク(安曇野産山わさびソース)」(328円)をラインアップした。
ヤッホーブルーイングは2021年、家飲み需要の波に乗り、販売が好調に伸びている。2月に始まったセブン-イレブンでの全国配荷と通販が大きく貢献しているという。
2社は家飲み需要対応と地域活性化で協業し、「山の上ニューイ」、ペアリング向けおつまみを開発した。
12月8日行われたWEB説明会で、ヤッホーブルーイングの井手直行社長は「クラフトビールは個性的な味が注目されるが、山の上ニューイは飲みやすく、長野・山梨の皆様の日常のビールを目指す。両県では看板商品のよなよなエールを超えるような、大手メーカーの商品を超えるような存在になりたいと壮大な夢を持っている」と意気込みを語った。
セブン-イレブン・ジャパンの浅野良一・長野山梨地区ゾーンマネジャーは、「コロナ禍の家飲み、内食の傾向から当社のnanacoデータを見ても、酒類の購入が伸びている。それに合わせて酒売場拡大の新レイアウト導入や、酒類との合わせ買いで人気のカップデリなどを強化している。山の上ニューイの販売で来店促進とともに、地域活性化に貢献、わくわくする売場づくりを推進していきたい」と話している。
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