クールフライヤー/ワタミの新業態に採用、油の消費量4割削減
2023年12月08日 15:28 / 商品
クールフライヤーは12月8日、ワタミが10月にオープンした次世代型の総合居酒屋の新ブランド「和民のこだわりのれん街」1号店(東京都品川区)の厨房機器に「クールフライヤーCFT-7」が採用されたことを発表した。
<ワタミの新業態店舗に設置>
「クールフライヤー」は、独自の冷却構造とヒーター構成と制御で、油ハネや油の劣化を大幅に抑制することに成功した業務用フライヤー。10月下旬よりワタミグループ初の本格そば業態で天ぷらなどの揚げ調理に利用されている。
一方、「和民のこだわりのれん街」は、サステナブルな食体験の提供にこだわったワタミグループのSDGsモデル店舗。店舗の使用電力を100%再生可能エネルギーで賄うほか、食品廃棄物の分別と計量を徹底し、食品廃棄を減らす対策なども行う。
SDGs達成をコンセプトとした新ブランド立ち上げにあたり、クールフライヤーの特長である「油ハネや油の劣化を抑えて油を新鮮に保ち、美味しさと油の使用量の大幅削減を両立する」ことや、「本体からの輻射熱が極少で油煙やオイルミストの発生も少なく、省エネルギーかつ働きやすい厨房環境を実現する」点などが評価され、新ブランドの1号店に採用される運びとなった。
クールフライヤーを使ったメニューは現在、ランチタイム限定で「そば粉天ぷら」「つけ天そば」「天丼」などを販売中。間伐材を使用したトレイで提供するなど、細部までSDGsへのこだわりが詰まったワタミグループ初の本格そば業態で楽しめる。
<仕組み>
クールフライヤーは油の劣化を大幅に抑えるため、油が新鮮な状態で長持ちするのが特徴。一般フライヤーと比べて油の消費量を40%、揚げ鍋と比較して60%以上削減できる。
油ハネ、油煙、オイルミストの発生を抑え、本体からの輻射熱も極少。厨房環境を快適に保つ。油のろ過も不要で、後片付けは専用の油回収装置(別売)を使用すると、最短1分で当日運用を終えることも可能だ。
清掃や油の処理にかかる業務の削減と合わせて大幅なコスト削減を実現し、高温で長時間運転しても油の劣化が進みにくいため、テークアウトやデリバリー業態での使用にも適しているという。経費を浮かせて揚げ物の品質を高め、店舗の利益に貢献する。
■クールフライヤー
https://coolfryer.co.jp/products/
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