イトーヨーカドー/7/1から100品目値下げ、日用品も追加
2024年06月28日 11:16 / 商品
イトーヨーカ堂は7月1日、イトーヨーカドー・ヨークの223店舗にて、食料品と日用品のうち購入頻度が高い100品目を値下げする。
100品目のうち食料品30アイテム、日用品70アイテムとなる。平均約10%の値下げで、値下げ幅約5%~20%。4月に実施した第1弾の71品目と合わせて、今年度合計171品目の価格を見直す。
西山英樹 執行役員フード&ドラッグ事業部長は「第1弾では、価格を見直したチルドうどん、食パンといった商品の買い上げ点数が上がっており、手ごたえを感じている。コスパの良い買い物を求める生活者の声に応え、第2弾で、購入頻度の高い商品の価格を見直した。30~40代の購入頻度の高いスナック、カップ麺などを選定している。第1弾で含まれなかった日用品も追加した。価格は競合調査などから決定した。イトーヨーカドーの商品は、買いやすい価格でそろっていることをアピールしたい」と説明した。
値下げを実現できた理由について、「昨年の当社とヨークの統合で、デイリー・加工食品の商品数を約1割絞った。配送頻度を下げたり、トラックの積載効率をアップさせたりと物流が効率化した。オペレーション・販促の統一も進み、この無駄取りの成果をお客様に価格で還元する」と述べた。
また、価格政策では、低価格プライベートブランド(以下:PB)「セブン・ザ・プライス」の品ぞろえ強化も引き続き進める。
2021年7月にイトーヨーカドーのオリジナルブランドとして誕生した「ザ・プライス」は、シンプルな商品作りの追求やコスト削減の工夫を凝らし、低価格を実現している。2022年9月には、セブン&アイグループ共通のPB「セブン・ザ・プライス」になった。
取り扱いアイテム数は当初の11アイテムから177アイテム(2024年5月末時点)にまで増え、グループ累計販売金額は2024年3月に100億円を突破した。2024年度中には200アイテムまで拡大、累計販売金額200億円を目指している。
<価格見直し対象商品の一例・税込み>
分類 | 商品名 | 従来価格(円) | 変更後価格(円) |
ドレッシング | キユーピー 深煎りごまドレッシング 380ml | 408 | 397 |
ぽん酢 | ミツカン 味ぽん 360ml | 213 | 203 |
スナック | カルビー じゃがりこサラダ 57g | 149 | 127 |
加工豆 | 亀田製菓 亀田の柿の種 6袋詰 180g | 235 | 224 |
米菓 | 三幸製菓 雪の宿 サラダ 20枚 | 181 | 159 |
徳用菓子 | ブルボン アルフォートファミリーサイズ 168g | 278 | 267 |
歯磨き粉 | クリニカアドバンテージハミガキ130g | - | 283 |
テッシュ | ハローソフトパックティッシュ5個パック | - | 239 |
取材・執筆 鹿野島智子
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