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セブンイレブン/「メルカリ」の梱包資材先行発売、来店動機創出

EC/2019年10月03日

セブン-イレブン・ジャパンとメルカリは10月3日から順次、全国のセブン-イレブンでフリマアプリ「メルカリ」で販売した商品が梱包できるメルカリオリジナルの資材の先行販売を開始した。

<メルカリの梱包資材販売開始>
メルカリの梱包資材販売開始

今回、ビニール袋(5枚)税込140円、クッション封筒(2枚)130円、宅急便コンパクト69円、ネコポス用段ボール66円の4アイテムを発売する。

セブン-イレブン商品本部の石橋利彦加工食品・雑貨部雑貨マーチャンダイザー(写真左)は、「2018年5月から開始したセブン-イレブン店頭からメルカリの商品を発送できる『らくらくメルカリ便』の利用者は、サービス開始当初と比べ、直近では1日あたり約3倍に拡大している。梱包資材の購入から発送まで、1カ所でできるサービスを提供することで、お客様の来店動機を創出したい」と述べた。

メルカリ執行役員VP of Business Operationsの野辺一也経営企画・マーケティング・事業開発管掌(写真右)は、「メルカリは1カ月で1400万人が利用し、年間流通総額は約6000億円に拡大している。当社の調査では、メルカリの認知があり、利用したいと思っている人は3600万人はいると推移している。梱包資材を気軽に買える場所を増やすことで、会社帰りの夕方にコンビニで梱包資材を買い、翌朝、出勤時にコンビニで発送するといった利便性を提供したい」と述べた。

<販売する梱包資材>
販売する梱包資材

メルカリ内でのアンケート調査では、出品未経験のお客が「出品しない理由」では、「梱包・発送作業が大変そうだから」が最も多いことが分かった。その背景として、「(発送方法・梱包資材入手・梱包・送料の全ての軸で)どうしたらいいかよくわからない」との回答が多かったことから、お客が悩むことなく、簡単に梱包資材を入手できるようなサービスに対する要望があることが分かった。

セブン-イレブンでは、2018年4月から「らくらくメルカリ便」の発送を開始して以来、多くのお客が発送拠点として利用しており、お客から「梱包資材もセブン-イレブンで購入できると便利」といった声があったという。

新たに、「近くて便利」なセブン-イレブンで梱包資材を販売することで、梱包資材をどこで入手したらよいかわからないというお客の悩みを解決し、更に発送拠点と梱包資材の取扱店舗を一緒にすることでより手軽に「メルカリ」を利用できるようにする。

野辺執行役員によると、「コンビニから商品を発送する人は増加しており、主要な発送拠点の一つになっている。カウンターサービスの一つとして提供しており、今後、発送件数が多くなっても簡単に捌けるオペレーションを確立したい。まだ、メルカリは購入する人の比率が高いが、梱包資材の購入や発送を便利にすることで出品する人も増やしていきたい」と語った。

<らくらくメルカリ便で発送>
らくらくメルカリ便で発送

メルカリオリジナルの梱包資材は、メルカリ内のECサイト限定商品として、約2年前から発売している。ECサイトでは配送料金がかかるため、ある程度、まとまったロットで販売していた。今回、コンビニ向けに販売ロット数を小さくし、より購入しやすい価格とした。メルカリオリジナル資材をコンビニで販売するのは、はじめて。

現在、セブン-イレブンでは、ヤマト運輸が展開する「宅急便コンパクト」69円、「ネコポス用段ボール」66円を販売しているが、そのほかのテープやのりといった梱包資材がコンビニ買える認知度に課題があるとみている。メルカリ用の梱包資材を販売することで、コンビニでも梱包資材が購入できることを知ってもらいたいという。

セブン-イレブンで先行発売するもので、今後、他のコンビニも含めて販売先を拡大する予定だ。現在は、小型商品向けの梱包資材のみを扱っているが、今後、より大型商品も発送できる梱包資材の販売も検討する。

■らくらくメルカリ便
https://www.mercari.com/jp/rakuraku-mercari/

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