ZOZO/コーディネートアプリで洋服「丈」の流行調査
2020年08月21日 13:30 / EC
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ZOZOとZOZOテクノロジーズは8月20日、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」に投稿された直近6年間のデータから、洋服の「丈」に関する流行の変化を明らかにした調査結果を発表した。
調査によると、WEARに投稿されたコーディネート画像を解析した結果、トップスの丈は2018年が短めのピークになり、それ以降は「長め」と「短め」の2極化が進んでいる。
調査では、コーディネート画像におけるトップスが写っている範囲を解析した。アイテムの実際の丈ではなく着こなした上で映る範囲を「丈」としているため、「単に短めの丈のアイテム」が増加しているというだけではなく、トップスをタックインして短く着こなすファッションも流行していることが分かった。
また、長めのトップスが増えている理由として、体型カバーができることや、丈が長くても着ぶくれることなくコーディネートを軽やかに見せてくれるシアー素材(透け感のある生地)などのトップスが流行していることも見えてきた。
ボトムスは、年々長め丈のアイテム着用率が増加していることが分かった。2015年から徐々に、「ひざ丈」や「ひざからくるぶしの間の中間丈」が減少している。
ひざ丈やミモレ丈のスカート、ガウチョパンツなどの流行が去り、ワイドパンツやマキシスカートなど長めの丈が流行していることが要因であると考えられる。
コーディネート画像の中から短めのトップスが使用されている画像に絞ってボトムスの丈の変化について調査した所、中間丈が顕著に減少していることが分かった。短めのトップスには、ハイウエストでロング丈のボトムスを使用するコーディネートが主流になってきているという。
今回、ZOZOグループが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR(ウェア)」を用い、ZOZO研究所福岡の画像解析技術を活用し、直近6年間ユーザー投稿データを比較、ならびに女性ファッションの「丈」に関する流行の変化について調査した。
調査は、2015年から2020年の各年6月1日から7月29日の期間において、登録性別が「女性」であるユーザー累計4900人が投稿した、計3万4250件のコーディネート画像を対象に実施した。
調査研究を担ったZOZO研究所は、「ファッションを数値化する」をミッションに掲げる研究機関。ZOZOグループが保有するファッションに関する膨大な情報資産を基に、ファッションを科学的に解明するための研究開発を行っている。
■ファッションコーディネートアプリ「WEAR」調査第2弾
https://corp.zozo.com/news/20200820-11250/
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