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Shopらん/脱エクセルで本部と店舗間の報告集計業務を効率化

2017年12月04日 14:45 / IT・システム

ドリーム・アーツは11月29日、流通・小売業の多店舗チェーン運営を支援するクラウドサービス「Shopらん(ショップラン)」の最新バージョン(冬バージョン)を発表した。

最新バージョンでは店舗から本部への報告フォーマットとしてExcelを取り込む機能を強化し、関数(計算式)に対応した。これにより、本部と店舗間の報告集計業務を効率化。店舗は複雑な計算を必要とする報告を、電卓やExcelに頼らずスピーディーにミスなく行うことができる。

また、本部では全店舗の報告内容をまとめて閲覧でき、さらに関数が反映された状態で出力が可能になる。これにより店舗の報告を瞬時に集計・分析し、施策検討のPDCAサイクルをスピードアップ
できるという。

<店舗におけるイメージ>
店舗におけるイメージ

「Shopらん」には、店舗から本部への報告フォーマットとしてExcelを取り込む機能が標準搭載されているが、最新バージョンではこの機能が強化され、関数(計算式)に対応した。

店舗では「Shopらん」上に発注数などの数値を入力するだけで、関数に応じて小計や合計などが計算されるため、電卓が不要になる。

電卓やExcelを使わず報告作業をミスなく効率化。店舗は本来の接客業務に集中でき、より魅力的な店づくりに注力できる。

<本部イメージ>
本部イメージ

チェーンストア企業の本部では、何百・何千とある店舗からの報告を集約し、問題の把握や施策の検討を行っている。

本部では全店舗分の報告内容の確認・集計作業を行うため、店舗数と項目数に比例して作業時間は膨れ上がり、大きな負担となっている。

「Shop らん」最新バージョンでは、本部の残業要因にもなっていた集計業務が、多くの店舗からの報告を瞬時に一覧で確認。関数が反映された状態で、Excelに出力することができる。

これにより、膨大な店舗の回答を、手間をかけずに集計・分析し、施策検討の資料としてすぐに活用することが可能になる。本部の残業要因にもなっていた集計業務を効率化することで、施策検討の PDCAサイクルを高速に回し残業時間の削減を実現、働き方改革を後押しする。

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