高島屋/dポイントとPonta利用者売上4.4倍の385億円、20代~40代を開拓
2018年04月09日 17:50 / IT・システム
高島屋は4月9日、NTTドコモが展開するdポイントとロイヤリティマーケティング(LM)が展開するPonta会員の売上高が385億円(前年同期比4.4倍)になったことを明らかにした。
同日、都内で開いた決算会見で、木本茂社長が「流通ニュース」の取材に対して答えた。
高島屋は2016年2月にNTTドコモとポイントで提携、同年10月には共通ポイント「Ponta」を導入するためLMと提携していた。
高島屋は、百貨店のハウスカードとは異なる次世代顧客となる若年層の獲得を目的に両ポイントを導入していた。
木本社長は、「両ポイントカードの会員の百貨店全体の売上シェアは5%強の水準まで高まっている。当初の狙い通りに20代から40代の新しい顧客層を獲得することに成功した」と取り組みを評価した。
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