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コーナン商事/「写真」を活用し本部と売場で情報共有化

2019年05月28日 14:00 / IT・システム

コーナン商事はこのほど、ネクスウェイが提供する業務・販売コミュニケーション支援システム「売場ノート」を導入し、店舗から本部への報告業務を大幅に軽減した。

売場づくりの水準もそろい、被災時の迅速な商品供給も可能になったという。

<コーナン商事>
コーナン商事

コーナン商事では、1店舗平均で約8万SKUの商品を取り扱い、パート・アルバイトを含めて約50人のスタッフが働いている。そのうち本部とやり取りするのはほぼ店長と主任となっている。

一方で、店舗とやり取りする本部の部署は複数あるが、そのうち店舗を統括して販売や店舗運営に関する指導を行うのが営業部で、1人で15~16店を担当するエリアマネージャーがその役割を担っている。

エリアマネージャーから各店舗に指示を出して、現場の状況を知るために店頭やオフィス内掲示物の写真を撮ってメールで報告してもらうこともあったが、これが店舗側の大きな負担になっていた。

また、本部の各部署から提供される情報は膨大でフォーマットもバラバラ、 店舗では理解に時間がかかり、確認のヌケ・モレが発生する課題もあったという。

売場ノートは、売場に居ながら、スマホアプリを活用して売場写真を本部に報告でき、本部から、直接、送付された写真に対して、評価や修正指示ができるシステム。

店舗では、写真による報告業務の作業工数が大幅に減り、他店の状況を簡単に参照できるようになり、売場づくりのレベルアップ、スタッフのモチベーションアップにつながった。

本部では、店舗への指示出しや情報共有、報告確認が非常に楽になり、店舗の売上分析やフォローに当てる時間が増えたという。

■売場ノート事例紹介(コーナン商事)
http://www.nexway.co.jp/4103/case/kohnan_dl.html

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