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三陽商会/デジタル活用のオーダースーツブランド開始

2019年06月27日 13:00 / IT・システム

三陽商会は6月27日、パーソナルオーダースーツブランド「STORY&THE STUDY(ストーリー&ザ スタディー)」を9月から開始すると発表した。

<デジタル活用のオーダースーツブランド>
デジタル活用のオーダースーツブランド

三陽商会がこれまで培ってきたものづくりにおける技術力に加えて、新たな取り組みとして最先端のデジタルテクノロジーを活用。

<3DFitting Analyzerイメージ>
3DFitting Analyzer

独自の3DFitting Analyzer(3D解析ツール)により、顧客の体型・姿勢の特長を立体的に解析することを可能にし、単純な測定方法だけでは実現できない快適なフィット感を提供する。

着心地やシルエットを決める身体の立体的な特徴量(肩や腰のバランスや傾斜)にフォーカスして3D解析を実施。

<デザインをシミュレーション>
デザインをシミュレーション

これまで以上に個々の体型を捉え、動きやすく、無駄な皺のない美しいシルエットのスーツを提案する。

<レディスはジャケット3スタイル3万3000円から>
レディス

メンズはスーツ4スタイル4万9000円から、レディスはジャケット3スタイル3万3000円から、ボトムス5スタイル(パンツ3種類、スカート2種類)1万6000円から、ワンピース1スタイル2万8000円からとなっている。

注文から最短2週間で完成する。

9月、フルリニューアルする現・三陽銀座タワー内に第1号店をオープンする。

5年後となる2023年度には、売上25億円を目指す。

スーツは、福島にあるテーラード工場サンヨー・インダストリー(J∞クオリティ認証工場)で生産する。

サンヨー・インダストリーでは、スーツ1着の工程に約70人もの職人の手が加わり、通常7000秒かかると言われるスーツづくりに対しその倍の1万4000秒をかける。

熟練した技術者が1mm単位の調整を行い、個々の体型に合わせて最適な着心地と無理なく理想のシルエットを実現する。

ブランディングはGO、3D解析は東大発のアルゴリズムサプライヤーであるパークシャ テクノロジーの子会社サピートと連携するオープンイノベーション型で事業開発した。

三陽商会の70年以上の歴史の中で、初のパーソナルオーダースーツブランドとなる。

■STORY&THE STUDYティザーサイト
http://www.story-study.com

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