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吉野家/「スマホオーダー」全国1042店に導入

2020年02月14日 16:10 / IT・システム

吉野家は2月14日、来店前にお客のスマートフォンから注文し、吉野家の店頭で指定時間に待たずにテイクアウトできる「スマホオーダー」を、一部店舗を除く全国の吉野家店舗(1042店)に導入した。

<スマホオーダーの告知>
スマホオーダーの告知

サービスは、ShowcaseGig(ショーケース・ギグ)が提供するモバイルオーダープラットフォーム「O:der(オーダー)」を活用しており、吉野家の既存POSシステムと連携しているため、お客の利便性向上だけでなく、店舗の運営効率化も実現するという。

来店前にスマートフォンから注文ページへアクセスする。注文ページは、吉野家公式HP「店舗検索」からアクセス(ブックマーク推奨)または、各店舗の「Googleマイビジネス」内の注文ボタンよりアクセスできる。

商品・数量を選択し、受取日と時間を選択し、電話番号を入力すると、伝票番号を取得できる。注文を完了すると、画面とSMS通知で伝票番号が表示される。指定時間に来店後、店頭で伝票番号を提示して商品を受取、会計をする。注文は、当日と翌日の注文が可能。

今後は、本サービスの機能拡充に加え、新たなデジタル施策により店舗のデジタル化を進めることで、吉野家固有の価値を両社力を合わせて提供する。

モバイルオーダーを導入することで、ランチタイムや帰宅途中といったシーンで店頭の注文行列に並ぶことなく、できたての商品をピックアップし、家庭や職場で楽しむ吉野家のテイクアウトを体験できる。

お客はスマートフォンを使って、近くの吉野家店舗ウェブサイトから事前に注文を行うことで、店頭でお客の指定時間に待たずにできたて商品を受け取ることが可能になる。忙しいお客も自分のタイミングで注文し来店できることで、より吉野家を身近に利用できる。店舗としても、スムーズな商品提供を可能にするとともに、混雑や機会損失の防止を見込める。

ショーケース・ギグの「O:derプラットフォーム」は、飲食店における省人化、CRM、キャッシュレス化などを実現し、店舗運営の効率化を目指すソフトウェア・パッケージ。スマートフォンや、POSレジ、タブレット、デジタルサイネージなどのハードウエア端末ともAPIにより柔軟な連携が可能で、これからの店舗に欠かせない、デジタル活用による「コンシューマー・ファーストの店舗づくり」を支援する。

■サービス詳細:吉野家公式HP「テイクアウト」
https://www.yoshinoya.com/service/bentou/

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