JCB×パナソニック/「顔認証決済」本格導入に向け技術検証
2021年03月25日 15:10 / IT・システム
ジェーシービー(以下:JCB)は3月25日、パナソニック システムソリューションズ ジャパン(以下:パナソニック)が展開する「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」に参画し、両社で「顔認証決済」サービスの本格展開に向けた検討を開始すると発表した。
パナソニックの「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」は、参加パートナーの商品やサービスにパナソニックの顔認証技術を組み込み、新たな価値を創造するもの。
読売新聞東京本社・読売巨人軍・東京ドームが推進する「ジャイアンツ×東京ドームDXプロジェクト」内のパナソニックの顔認証決済の技術実証では、JCBが決済に関する知見を提供し、パナソニックの顔認証技術とともにノウハウを確立していく。
具体的には、JCB加盟店に設置する顔認証端末で、事前に登録した顔画像と、決済する人の顔画像を照合。手ぶら決済による利便性の向上、会計時間の短縮による待ち時間の削減、レジの回転率向上などを目的として、ストレスフリーな決済を実現する。
顔認証決済は、専用決済端末だけでなくスマートフォン・タブレット・ PCなどの汎用的な端末でもシステム連携が可能で、店舗側で既に設置している端末でも導入することができるという。
また、セキュリティ向上のため、PIN(暗証番号)入力との組み合わせによる2要素認証設定も可能となっている。
■パナソニックの顔認証サイト
https://biz.panasonic.com/jp-ja/solutions/facial-recognition
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